2月に金刺さんが渡航した際、
メロスで紙漉きを担当する、フォジルさん、ヨクブさん、オリフさん
そしてザリフさんと、メロスの紙を持って、
以前ご紹介したタシケントのコーラン博物館を訪れました。
Hasti-Imom広場も雪に覆われていました。
コーラン博物館(ウズベキスタンイスラーム宗務局の付属図書館)館長のエルタエフ氏にお会いして、
メロスの紙を見て頂きました。
どんどん良くなってきており、今後を楽しみにしているとのことでした。
普段は元気なフォジルさん達も、少し緊張した表情で話を聞いていました。
紙の作り手である彼ら自身が、
展示されてある昔の美しいサマルカンドペーパーを見て、お話を聞き、
彼らの目標となるサマルカンドペーパーのイメージを描けるようになったようでした。
この後、アブドゥルハシムメドレセも訪れ、
工房で働く細密画家たちとも意見交換する機会を得ることが出来ました。
細密画を描く際は、膠を表面に塗ってある紙が適しているとのことでした。
ザリフさんも、メロスでさらに改良を試みたい、とのことでした。