先週土曜日、つい2週間ほど前に行った隣町のレストラン&バー“Morgan's Charhouse”に、再びJamりにいった。
前回との違いは、この2週間の間にあの大地震が起こってしまったことだった。
なので、今回は歌って楽しむことが目的ではなく、この大災害からの復興を何とか支援したい、それには歌うことで少しでも多くの人に募金をお願いできればと考えてのことだった。
そこで、あわててこんなポストカードを作成して持っていくことにした。
募金したいと思ってもどこにすればいいのかわからない、そんな人たちのために
信頼できる募金サイトを紹介。
年配の方が多いので、大きなフォントにした。
★ ★
今度行くときは誘ってね、と言われていたSinger仲間のLisaも今夜は一緒で心強い。
8時半ごろ中に入ってみると、ちょうどセカンドステージが始まったところで、
あのメル・トーメおじさんがムードたっぷりに歌っていた。
御年、83歳らしいがその声の艶といったら。かなり歌いなれている。
そして今夜は続々と個性派シンガーが登場。
3年前に見た「植木等おじさん」発見!やっぱりスーダラに見える。
とにかくみんなよく動く。しかも観客にうまくからんでくる。
日本だとパフォーマーとオーディエンスの間にはなんだか目に見えぬ壁があるけれど、
アメリカのいいところはみんなが一体となるところ。
歌っている人たちは観客とアイコンタクトをとり、時には手を取ったりと、サービス満点なのだ。
前回のJamとのきにすっかり仲良くなったおじさま、Padももちろんやってきた。
彼は19の頃からNYで歌っていたという筋金入りのシンガー。
このあたりのJam情報やミュージシャンのことなら何でも知っている、生き字引のような人だ。
彼がいつものように「Fly Me To The Moon」を歌い終え、ピアノのブルースに耳打ちするとブルースが私の名を呼んだ。
私は曲名を彼に告げるとひとことだけこうあいさつした。
「今夜はこの曲を私の美しい国、日本のために歌います。一日も早く復興することを願って。私たちは一生懸命再建します。」
お客さんは一斉に立ち上がって、温かい拍手をおくってくれた。
なんか泣きそう。
今夜選んだのは、あの「What A Wonderful World」
悲しみに打ちひしがれている場合じゃない。これからは「復興」に向けて、またあの美しい海岸をとりもどすのだ。
私の産まれた、あの美しい三陸を取り戻すのだ。
歌い始めたとたん、次々とカップルがフロアに出て踊り始めた。
そう広くはないフロアは、あっという間にスローダンスを踊るカップルで埋め尽くされた。
君たちはひとりじゃないんだよ、とでも言うように。
こういうLoveの表現もあるんだなあ、と歌いながらじいんとなる。
2曲目は明るく「On The Sunny Side Of The Street」。
暗いところを歩いてきた私。でも今日からは明るい表通りを前を向いて進んでいこう、というPositiveな歌詞に勇気づけられる。
座ってみている人たちからも、さまざまなアイコンタクトや、フィンガーコンタクトが飛んできた。
「応援してるよ、頑張れ!」そう言われているようだった。
今夜のステージが終了した後、各テーブルを回って募金カードを配った。
皆、温かい励ましの言葉とハグと共に受けとってくれた。
今の私にできることはこんなちっぽけなことかもしれないけれど、これからもずっと続けていこうと思う。
行ってよかった。
前回との違いは、この2週間の間にあの大地震が起こってしまったことだった。
なので、今回は歌って楽しむことが目的ではなく、この大災害からの復興を何とか支援したい、それには歌うことで少しでも多くの人に募金をお願いできればと考えてのことだった。
そこで、あわててこんなポストカードを作成して持っていくことにした。
募金したいと思ってもどこにすればいいのかわからない、そんな人たちのために
信頼できる募金サイトを紹介。
年配の方が多いので、大きなフォントにした。
★ ★
今度行くときは誘ってね、と言われていたSinger仲間のLisaも今夜は一緒で心強い。
8時半ごろ中に入ってみると、ちょうどセカンドステージが始まったところで、
あのメル・トーメおじさんがムードたっぷりに歌っていた。
御年、83歳らしいがその声の艶といったら。かなり歌いなれている。
そして今夜は続々と個性派シンガーが登場。
3年前に見た「植木等おじさん」発見!やっぱりスーダラに見える。
とにかくみんなよく動く。しかも観客にうまくからんでくる。
日本だとパフォーマーとオーディエンスの間にはなんだか目に見えぬ壁があるけれど、
アメリカのいいところはみんなが一体となるところ。
歌っている人たちは観客とアイコンタクトをとり、時には手を取ったりと、サービス満点なのだ。
前回のJamとのきにすっかり仲良くなったおじさま、Padももちろんやってきた。
彼は19の頃からNYで歌っていたという筋金入りのシンガー。
このあたりのJam情報やミュージシャンのことなら何でも知っている、生き字引のような人だ。
彼がいつものように「Fly Me To The Moon」を歌い終え、ピアノのブルースに耳打ちするとブルースが私の名を呼んだ。
私は曲名を彼に告げるとひとことだけこうあいさつした。
「今夜はこの曲を私の美しい国、日本のために歌います。一日も早く復興することを願って。私たちは一生懸命再建します。」
お客さんは一斉に立ち上がって、温かい拍手をおくってくれた。
なんか泣きそう。
今夜選んだのは、あの「What A Wonderful World」
悲しみに打ちひしがれている場合じゃない。これからは「復興」に向けて、またあの美しい海岸をとりもどすのだ。
私の産まれた、あの美しい三陸を取り戻すのだ。
歌い始めたとたん、次々とカップルがフロアに出て踊り始めた。
そう広くはないフロアは、あっという間にスローダンスを踊るカップルで埋め尽くされた。
君たちはひとりじゃないんだよ、とでも言うように。
こういうLoveの表現もあるんだなあ、と歌いながらじいんとなる。
2曲目は明るく「On The Sunny Side Of The Street」。
暗いところを歩いてきた私。でも今日からは明るい表通りを前を向いて進んでいこう、というPositiveな歌詞に勇気づけられる。
座ってみている人たちからも、さまざまなアイコンタクトや、フィンガーコンタクトが飛んできた。
「応援してるよ、頑張れ!」そう言われているようだった。
今夜のステージが終了した後、各テーブルを回って募金カードを配った。
皆、温かい励ましの言葉とハグと共に受けとってくれた。
今の私にできることはこんなちっぽけなことかもしれないけれど、これからもずっと続けていこうと思う。
行ってよかった。
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