Life in America ~JAPAN編

I love Jazz, fine cuisine, good wine

GOROのHoliday。

2018-01-01 01:15:20 | アメリカ生活雑感
12月23日は母の一周忌法要だった。
この一年間は、もう何年分も生きたくらいいろんなことがわが身に降りかかってきた受難の年だった。
それでも、なんとか歯を食いしばって耐え忍び、周りの人たちから助けられてやってこれた。
今はただ、貧乏ながらも健康でやって来れたことに感謝するのみ、だ。
健康でさえいればこのさき、巻き返すことが出来るってもんだ。


Pちゃんと3ヶ月ぶりに日本に帰省している間、GOROも楽しい時間をすごしたみたいだった。
ご近所にGOROがまだ子犬の時分から良く遊んでもらっている柴犬仲間がいて、そのご家族が私たちの留守中いつもGOROを預かってくれる。
このクリスマスの一番忙しいときに家族同然に迎えてくれることは、本当にありがたい。


今年はついにGOROの名前の入った靴下まで用意してもらい、すっかり家族の仲間入り。


GOROの兄貴分のAJは、今年で11歳という初老犬。
小さいころからの食生活がたたって(人間の食べ物を欲しがるまま与えまくっていた)、糖尿病になったり肝臓をいわしたり、死にかけたこともある。
今は肥満状態を脱して体重も減り、食生活も改善して元気になった。とはいえまだまだ運動不足。
そんなときGOROが一緒に居ると、おのずと一緒に庭を駆け回ったりして運動不足も解消されるというメリットもあるらしい。
なにより、精神的に1匹より2匹ですごすほうが楽しいにきまっているから、この「ホームステイ」はお互いの家族にとっていい事尽くめなんである。

犬も子供と同じ。普段は家で叱られることもよその家ではスルーされるのがちょっとうれしいかったようだ。
また、面白いことに、預かってもらうたびに新しいことを覚えて帰ってくる、
初めて預かってもらったとき(6ヶ月の子犬だった)は、まだ階段もあがれなかったのにAJについて回っているうちに階段の上り下りを習得して帰ってきて感動した。
2回目にはお菓子の「待て」を習って帰ってきた。
そして今回は、AJのまねをしてつるつるすべる床をさけてラグの上を伝って歩くことを覚えた。

ご主人のBillに「GOROはいい子にしてた?」と聞くと、「毎朝4時半には起きて、ベッドにあがって僕の顔を覗き込んでくるんだよ」と、驚くような返事が返ってきた。
うちにいると誰よりも遅く起きてぐだぐだしてる怠け者のくせに~!
犬は犬なりに、よそのうちにお世話になっているという自覚をもって気を遣っていたんだろう。そう思うとなんかとってもいとおしい。

シカゴに戻ってお迎えに行くと、AJと離れるのがいやなのかちょっと切なそうな顔をしていた。すぐ近所だというのに。
でも家に戻ると、自分の匂いの立ち込める場所にほっとしたのか久々に自分のベッドで爆眠。


楽しい思い出に浸ってるのか、ずっと笑いながら寝ていた。



よかったね。
来年はまた激動の年になりそうだけど、一緒にがんばろね。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする