Life in America ~JAPAN編

I love Jazz, fine cuisine, good wine

Fair、Fair、Fair

2008-07-29 01:46:19 | music/festival
あれだけ毎日のように襲っていたストームが、ここのところとんと来なくなった。
おかげで、毎日の水遣りが大変。
しかしこうも天気がいいと、外に出ずに入られない。
せっかくのベストシーズン、しかもイリノイで迎える初めての夏を今のうちに堪能しつくすと決めたのだ。

さて。この週末は、数あるイベントのなかから遠出は避けて近所のお祭り2種に遊びに行ってきた。
どちらとも「Fair(フェア)」と名のつく催し。
ここでPちゃんの素朴な疑問。
「Fairって何?」
「お祭り」
「じゃぁ、Festivalとどうちがうん?」
「・・・」

調べてみた。
“Fair”というのは、
1. an outdoor event, at which there are large machines to ride on, games to play, and sometimes farm animals being judges and sold.
(ゲームや乗り物に興じたり、農場の動物などを品評・即売できるアウトドア・イベント)

2. an event at which people can look at a lot of things of the same type that are made or sold by many different people, often in order to buy them or judge them for a competition.
(違う作者による同じジャンルの品々を、展示・即売するイベント。クラフトフェア、ブックフェアなど)

Fetivalの主目的には「品評・販売」が含まれない、ということだろう(多分)。


さて。
土曜日に訪れたのは、お隣のGeneva(ジェニヴァ)で行われている“アート・フェア”。


2008年、West Suburban Living magazineの“ベスト・クラフと・オブ・アート・ショー”に 選ばれたというだけのことはあって、規模も壮大でクオリティもそんじょそこらのアートショーの比ではない。全米から140を超えるアーチストが集まり、絵画、写真、彫刻、テキスタイル、手作り家具・・などなど個性的な作品を展示即売していた。
ダイニングの壁にかける絵をずいぶん前から探しているのだけれど、どうもしっくりするのがみつからず今に至っていたので、このアートショーでとてもいいヒントをもらえることができた。


はるかかなたまで続くブース。



私たちが気に入ったもののひとつが、木版画。


一見絵画のように見えるが、実は立体。
お箸のような色をつけたスティックをぎっしり並べている。
これ(下の赤いやつ)、けっこう好きだったなぁ。





ぶらぶら流しつつアーティストとお話なんぞしていたらあっという間に2時間近くがたってしまった。
疲れたので沿道のオープンカフェでグラスワインとハンバーガー(おしゃれバージョン)を食べ、周囲の美しいガーデンを楽しむ。

Genevaという町の雰囲気にとてもよく似合う、実に大人なムード漂う粋なアートフェアだった。



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翌日曜日は、おらが街Warrenvilleが属するDupade County(デュペイジ・カウンテイ)のお祭り、“Dupage County Fair”へ。
車で15分、お隣の町Wheatonのフェアグラウンド(競馬場)で5日間にわたって行われている、大規模なお祭りだ。

グラウンドの片隅では馬術競技会が行われていたり、犬のジャンピング大会をやっていたり、ミニサーカスに移動遊園地、牛や羊やウサギなどの動物たちと触れ合うコーナーがあったり、選挙活動ブースがあったり・・・これぞまさしく“Fiar”という内容。


DEMOLITION DERBY(車のぶっ壊し大会)に盛り上がる人たち。


Dock Dogsショー。早い話が犬のジャンプ大会。
ものすごい水しぶきがあがるたびに、子どもたちはおおはしゃぎ。


Animal Petting(動物と触れ合う)コーナーで、ヤギと遊ぶ。


羊に話しかけるPちゃん。


そのほか、こんなヤツらも
うさちゃんはペットの中でも人気。次々と売れていた。




民主党ブース。「Obamaを大統領に」というガーデン用のプラカードを買おうと思ったけど、8ドルもしたのでやめた。





昨日のアートショーとは正反対、完全にファミリー向けのしかも壮大な規模のイベントだった。
これだけの規模のイベントはまずシカゴ市内では無理だろう。
田舎は土地が余ってるし、車も停め放題。これが郊外ならではのいいところなのかもしれない。

さ~っと行って帰ってこようと思っていたのに、思いのほか盛り上がってしまい、2時ごろに出かけて帰ったのは7時過ぎだった。

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