正すとっぱぁ

日常日記、たまに変なコラム

正のプロレスLOVE

2010年11月30日 | その他
新日本プロレスなら猪木・藤波・長州の全盛期。
全日本プロレスなら馬場や鶴田や天龍の全盛期。

あの頃のプロレスは今と比べてもその人気は絶大だった。
名前がコールされるだけで物凄い盛り上がる。
ボディスラム1回だけで大騒ぎする。
必殺技でもだそうものなら地鳴りの様な騒ぎになる。
観客の熱の入れ方も半端なく、ヒールレスラーに食って掛かる客もたくさんいた。
とにかくみんな、プロレスが大好きだった。
他に見る番組もなかったせいだろう、プロレスは野球や相撲と並んで国民的人気を博していた。

自分も本当に物心つくかどうかもわからない頃だったけど、テレビ画面に写るプロレスの風景を今も鮮明に覚えている。
まだ小学校にも上がらないくらいの大昔だけど、そこには確かにプロレスがあった。
黒のパンツと黒や白のシューズを着用した大きな大人が叩き、投げ、決め、飛び、締め、闘う。
何が楽しかったのかさっぱり忘れたが、確かにあの時テレビに釘付けになってたってことだけは今でも思い出す。
昔から何でも遠慮がちな正だったけど、こと「プロレス」に限ってはトコトン意固地になった。
しかし、その幼き頃以降、プロレスを見ることすらダメになり、いつの間にか自分の頭からもその思い出が仕舞われていた。

が、中学3年時。
深夜まで受験勉強をしてたころ、たまたま息抜きにつけたテレビでプロレスがやっていた。
勉強そっちの気ですっかり夢中になった。

それからというもの、またプロレスが大好きになった。
兄弟と技の掛け合い、プロレス雑誌を見ては選手や技、歴史を学び、たまに見に行った興行では回りの歓声に混ざって大声援を送っていた。

プロレスが好き、どういうところが好きとかじゃない、「プロレス」が好きだ。
生れ落ちて32年、幾多の嘘をついたこともあったけど、この気持ちだけに嘘はつけない。
今までも、そして今も、そしてこれからも、プロレスはずっと好きでいたい。