墨象家 | 書家 | 木村松峯(木村峯子)のブログ shohokimura blog

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書家・かな781/左京大夫道雅

2020年01月23日 18時35分05秒 | かな

<釈文> いまはただ おもひたえなむ とばかりを ひとづてならで いうよしもがな

百人一首 第63番                      = 左京大夫道雅 =

<意味> いまはもう、あなたのことをあきらめてしまおう、という気持ちを人づてではなく、あ

なたにお逢いして言う方法があればいいのに。

という意味です。

<鑑賞> 伊勢の斎宮(さいぐう)だった当子内親王(とうしないしんのう)との関係が、内親王

の父である三条天皇(さんじょうてんのう)の怒りに触れ、ふたりの仲が裂かれてしまったときに

詠んだ和歌です。神に仕える斎宮はもちろん恋人をつくってはいけませんが、内親王は斎宮を降り

ていたので、天皇の行動は厳しすぎるという意見もあったようですが、天皇は内親王をことのほか

愛していたので、怒りが収まらなかったようです。内親王16歳、道雅25歳のときのことです。悲嘆

にくれた内親王は、出家した後、22歳で亡くなりました。

<作者> 左京大夫道雅は、本名を藤原道雅(ふじわらのみちまさ)といいます。儀同三司(ぎどう

さんし)藤原伊周(ふじわらのこれちか)の息子ですから、第54番の歌人である儀同三司母の孫に

あたります。






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