墨象家 | 書家 | 木村松峯(峯子)のブログ shohokimura blog

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書家・かな678/西行法師

2018年08月12日 17時33分07秒 | かな

<釈文> なげけとて つきやはものを おもはする かこちかほなる わがなみだかな

百人一首 第86番                        = 西行法師 =

<意味> 嘆けといって月が私に物思いをさせるのだろうか。いや、そうではない。それなのにま

るで月のせいであるかのようにこぼれる私の涙であることよ。

という意味です。

<観賞> 若くして俗世を捨てて、心の平安を手にしたはずなのに、涙が流れてしまうのはなぜで

しょう。この和歌のタイトルは「月によする恋」とあります。これは、特定の人物に対する恋では

なくて、世の中そのもの、人間すべてに対する愛着だと考えてよいと思います。

<作者> 西行法師は、本名を佐藤義清(さとうのりきよ)といいます。鳥羽上皇(とばじょうこ

う)の御所に仕えた武士でした。23歳で出家し、諸国を旅しました。当時の代表的な歌人で、後世

にも多くの影響を与えた美しい和歌をたくさん残しました。






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