詰将棋解答選手権 速報ブログ

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【チャンピオン戦出場者インタビュー2010】 第3回 村田顕弘四段 (後編)

2010年02月25日 09時00分00秒 | 第7回出場者インタビュー

村田四段のインタビュー後編.今回は解答選手権以外での詰将棋との関わりや,初級戦・一般戦の出場者へのアドバイスを伺いました.

--詰将棋を解き始めたきっかけは何でしょう.
村田「小3の頃,通っていた将棋教室の先生から出題されたことですね.小2から将棋を習い始めて,実戦の中で1手詰や3手詰は詰ませられるようになっていたので,5手詰や7手詰を出してもらっていました」

--その後は本を買って詰将棋を解いていたのでしょうか.
村田「僕はそのあとすぐに,詰将棋を創るほうに興味を持ったんですよ.創ると言っても余詰ばかりだったのですが,初段くらいある父が仕事から帰ってくると見せていました.でも創るより解くほうが指し将棋にはいいと言われて,新聞に1問だけ載っている詰将棋は毎日解いていました」

--「毎日」は大事なキーワードになりますね.詰将棋を創ることは指し将棋に影響はありますか.
村田「いい影響があると思いますよ.いろいろな詰み筋を考えることが役に立ちます.僕は創るときにパソコンを使いませんし,あまり駒を動かさないので特にそうだと思います」

--影響を受けた詰将棋作家はいますか.
村田「師匠(中田章道六段)はもちろんですが,上田吉一さんにも大きな影響を受けました.奨励会三段になってから作品集を真剣に解くようになり,初めて1冊を全問解いたのは上田さんの『極光21』でした.『盤上のファンタジア』(若島正・著)も解きました.
 でも創るほうでは内藤先生(内藤國雄九段)や浦野先生(浦野真彦七段)にアドバイス(※5)を受けたことが大きかったですね.作家の先生から激励されたのは衝撃で,世界にはこんな方々がいるのかと….本当に,それくらいの出来事でした」

--詰パラデビュー作から2作連続で半期賞を受賞し,そして看寿賞候補になっています.新作の予定はありますか.
村田「構想はありますが,実現には遠そうです.のめりこむといけないし,根気のいる作業なので大変ですね.でも棋士になってから,仕事で詰将棋を創る機会が増えました.先日も色紙に書くための詰将棋を選ぼうと過去に創った詰将棋を見返していたのですが,よぉこんなん創ったなぁ,というものばかり.詰パラ初入選の作品もそうなんですが…」

--それは創っている作品のレベルがどんどん上がっているとも言えますね.その詰パラですが,全問正解したことはありますか?
村田「毎月は買わないのですが,買ったときは全問解いています.1ヶ月で解けないので,毎月買えないんですよ」

--1冊を6時間半で解いたという人(※6)もいますが.
村田「いやぁ…信じられないです」

--初級戦・一般戦に出場する方は今から約1ヶ月半あります.何をすればいいでしょうか.
村田「初級戦に出る方は,ハンドブックシリーズを繰り返し解くことですね.詰将棋としてのタイプは違うのですが,基本ですから.
 一般戦はもう少し長くなるので,将棋世界の『詰将棋サロン』(※7),詰パラの『中学校』『高等学校』(※8)を見ておくといいのではないでしょうか.いずれも難しいですが,答えを見るだけでもいいです.バックナンバーも見返して,詰将棋の情報をどんどん仕入れておくのがいいと思います」

--ここでも「繰り返し」というキーワードが出ました.毎日繰り返しトレーニングをすることが大事なのですね.本日はどうもありがとうございました.

(※5)内藤先生や浦野先生に受けたアドバイス…この話は詰将棋パラダイス2009年5月号に掲載された村田四段のリレー随筆に詳しい.

(※6)詰パラ1冊を6時間半で解いたという人…この人

(※7)詰将棋サロン…月刊誌「将棋世界」の詰将棋投稿コーナー.7~17手の詰将棋が掲載される.現在は第4回詰将棋解答選手権チャンピオンの北浜健介七段が選者を務めている.

(※8)中学校・高等学校…いずれも月刊誌「詰将棋パラダイス」のコーナー名.中学校は9・11手詰,高等学校は13~17手詰の投稿詰将棋が掲載される.

【過去の成績】
第4回…11位
第5回…12位
第6回…18位

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