daichanの小部屋

ある平凡な将棋指しの日常

勝ち

2013-09-12 10:23:50 | 日記・雑談
昨日の対局は、意表の横歩取りに。最近僕が横歩取りから逃げていたので、それを見ての採用だったのかもしれません。人間同士の戦いでは、よくあることです。
僕はまさか横歩取りに誘導してくるとは思ってなかったのですが、横山というぐらいだからヨコ歩にヤマを張っておかないといけなかったですかね。
結果は珍しいぐらいうまく指せて快勝でした

前回書いた通り彼とはこないだも指したばかりで、これで公式戦の対戦成績は3勝4敗。三段リーグでも多く対戦があり、やはりすこし負け越しだったはず。特に意識していませんが、合わせれば一番多く対戦している相手のような気がします。

昨日は隣で戸辺ー佐藤慎一戦、後ろで西尾ー金井戦が行われていました。僕はこの全員と三段リーグで対戦があります。Cクラスの順位戦ではときどきこういう現象が起きますが、それ以外では珍しく、当時を懐かしく思い出しました。

11年前のちょうどいま頃、三段リーグ最終日。横山君が勝てば彼が昇段、彼が負ければ僕が昇段という一局がありました。たしか僕は7時頃まで待って、結果は届かず。そのときの横山君の相手が、慎一君でした。絶対に戻りたくはないですが、いまにしてみればそれもまた修行時代の一ページです。

棋士である限り、これからも戦いは続きます。一局でも多く白星を積み重ねられるように、頑張るのみです。

終局後はA級の谷川ー屋敷戦を観て、記者の方お二人と一杯やって帰宅。ずっと攻められつつ駒を蓄えて、反撃に出たときには勝負ありという、いかにも谷川先生らしい内容の勝ち方だったと感じました。

今日は業界外の若者とランチMTGで、午後から連盟出勤。明日は某所へご挨拶2件。
3連休はまんなかの日曜日だけ出勤の予定。

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1 コメント

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次点になって (Guten Tag)
2013-09-12 22:57:24
三.五段と言われてた頃ですね。http://www.shogi.or.jp/kisen/shourei/sandan/31/index.html
先生と初めてお会いしたのはこの年の9月15日でした(某ぱせ日記による)。
24人中プロになっているのが半分の12人。
多いのか少ないのか。
堀尾三段は今年のアマ名人を取るなど、活躍されてますね。
昔の三段リーグの表を見ていると、時間があっという間に過ぎます。
時の経つのは早いものです。
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