流雲片々   ~ 香川県・高松市 曹洞宗 祥福寺 ~

おりおりの風光とよしなし事を思いつくままに。栗林公園の南西、小高い山の中腹に閑居する禅寺和尚の雑記です。

仏事でもあった?

2021年07月13日 | 日記
おはようございます

きょうは
京都特派員報告です

きのう
買い物に
出かけたところ

アーケードに
提灯が下がり

   

山鉾に遭遇したとのこと

   

   

   

残念ながら
山鉾巡行は
今年も行われぬものの

山鉾建ての
技術伝承や
文化財維持の
意味合いもあり
34のうち17の山鉾が
山鉾建てを行うのだそうです

ここでふと
そもそも祇園祭って何?
神事なら祇園神社があるの?

ということで
調べてみたら

貞観年間860年頃
富士山の大爆発や
陸奥での貞観地震
都で流行った疫病など
様々な災害で亡くなった人の
怨霊を鎮めるために始まったこと


明治以前の
神仏習合の時は
八坂神社が
比叡山に属して
祇園社と呼ばれていたこと

その祇園社
つまり八坂神社に
祭神として牛頭天王
まつられていたこと

そして
その牛頭天王は
仏教の聖地である
祇園精舎の守護神であり
祇園神とも呼ばれていること

そこで
神社名や
周辺の地名も祇園となり
明治までは祇園御霊会と呼ばれていたこと

ということは
神事でもあり
仏事でもあったということか・・?

Have a good day ! 
コメント
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