これは木津川市加茂町の当尾の里付近の山野で自生が見られるワサビの一種です。
昔はこの辺りの農家で栽培されていたようですが、現在流通している、肥大化した根の部分
を摺りおろして使うワサビではなく、茎や葉や花を湯がいて食べる「葉ワサビ」です。
ワサビは一般に清流にしか生えず、栽培が難しいとされていますが、このワサビはやや湿った半日陰の
土壌に育つため、栽培されていた当時は畑に植えられていたそうです。
流通の変化によって、安曇野や静岡の根ワサビが主流となった現在では、市場から姿を消しましたが、
それ迄、京都や奈良でワサビと言えば、この葉ワサビであったそうです。
現在では岩船寺前の茶店で山菜として売られているぐらいで、この付近でも栽培している農家は
ほとんど無いとのことでした。
品種としては、土でも育つユリワサビなどの系統ではないかと思います。
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裏磐梯にも大群落が数か所あって、毎年春の御馳走を頂きに行きます。
白十字の花が咲くと春本番、山野は春紅葉ですネ。
裏磐梯にワサビの大群落があるんですか。
しかしワサビにも地方によって色んなものがあるんですね。
この葉ワサビは軽く湯がいてマヨネーズで食べるのが美味しいそうです。
当然でもあれば尚よしとなりますが(笑)
いよいよ春本番ですね。京都は既に桜が咲きました。
今度の週末は花見で賑わいそうです。