山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

歴史を辿る山道~飯道山(はんどうざん)

2008-05-10 14:48:41 | 登山記録
飯道山は、信楽焼で知られる滋賀県甲賀市信楽町のはずれにある標高644㍍のあまり目立たない山です。
しかし、その昔には甲賀忍者の修行場であったとも伝えられ、また修験道を修める山岳信仰の対象とされて
きました。頂上からの展望は良く、戦国時代には、織田信長が国見をするのにこの山に登ったと言われています。
コースの八割は整備された林道を歩くため、山岳的な魅力には乏しいものの、のんびりと時間をかけて
遠い過去の時代に想いをはせ、林道ウォークを楽しむ一日でした。


庚申林道脇の藤の花


庚申山広徳寺(日本最初の真鍮製錬に関する逸話が残されている)


堂徳寺林道を登っている途中見つけた稚児百合、日本最小の百合科植物だ。草丈約15㌢


広い飯道山の頂上 休憩するのに最適のスポット 


飯道山頂上よりの俯瞰 遠く鈴鹿山系の山々 織田信長もここで国見をしたのだろうか?


飯道神社は、頂上より800㍍ほど下った所にある。桃山様式の美しい社殿、思わずシャッターを切りたくなる


飯道神社社殿横の石楠花、ちょうど今が見頃でした。

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