田圃の用水路や小川の岸でミゾソバの花が開花し始めました。
ミゾソバの名は溝の中に生える、葉が蕎麦に似た草という意味。
また別名をウシノヒタイとも言います。これは葉が牛の額の形をしていることを現した名前ですが、
葉の形は、類似品種のアキノウナギツカミ・ママコノシリヌグイなどと見分ける上での重要なポイントです。
参考までに4・5枚目にアキノウナギツカミの花と葉を掲載しました。
画像はありませんが、同じタデ科で三角形の葉を持つママコノシリヌグイにもよく似た花が咲きます。
ミゾソバ<タデ科 イヌタデ属> 別名ウシノヒタイ
可愛い花弁に見えているのは萼片で、花弁はありません。少しややこしい話ですが
タデ科の多くに共通する特徴です。
別名のウシノヒタイは、この葉の形から名付けられたものです。
こちらはよく似た花のアキノウナギツカミ、開花はミゾソバより少し遅れますが、花の形はほぼ同じです。
アキノウナギツカミの葉、披針形で長さ5~10㌢、基部は矢じり形で茎を抱きます。
最新の画像[もっと見る]
- ルリビタキ(瑠璃鶲) 7ヶ月前
- ルリビタキ(瑠璃鶲) 7ヶ月前
- クロジ(黒鵐) 7ヶ月前
- クロジ(黒鵐) 7ヶ月前
- ザゼンソウ(座禅草)の芽吹き 7ヶ月前
- ザゼンソウ(座禅草)の芽吹き 7ヶ月前
- ザゼンソウ(座禅草)の芽吹き 7ヶ月前
- キセキレイ(黄鶺鴒) 8ヶ月前
- キセキレイ(黄鶺鴒) 8ヶ月前
- オオバン(大鷭) 8ヶ月前
特に肉眼よりもカメラのレンズを通した方が一層綺麗に見えるような気もしてます。
余談ですが、昨日は田代山へ出かけました。
天気が少し荒れたので「あられ」が降って寒かったです。
もう初冬って感じですネ。
このミゾソバもありふれた花で、肉眼で見るとどうと言うことのない花です。
しかし、こうしてマクロで撮って見ると思いがけなく美しい姿を見せてくれますね。
小さな花をマクロで撮ると、その花にとって必要な全てのものが備わっているのに
改めて驚かされます。
田代山湿原の草紅葉、美しかったでしょうね。
少し天気が崩れると「あられ」が降りますか、やはりそちらはかなり早い様ですね。