比良山系蓬莱山の稜線付近では白いムシカリの花が今、最盛期を迎えています。
ムシカリは漢字で書くと「虫狩り」ですが、これは種を作るための本花(両性花)とは別に、
虫を呼び寄せるための大きな装飾花を持っていることに由来しているのではないかと思います。
一部の図鑑では「虫が葉を好んで食べるため・・」と書いていますが、他の木の葉と比べこの木が特に
食われているようには見られません。
別名をオオカメノキ(大亀の木)と呼びますが、これは縮緬状の葉の形が亀の甲羅に似ているからです。
非常に良く似た木にヤブデマリがありますが、装飾花の5枚の花弁の内、1枚が極端に小さく4弁花
のように見える点で見分けることができます。
ムシカリ<スイカズラ科 ガマズミ属> 別名オオカメノキ
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>虫を呼び寄せるための大きな装飾花を持っている
虫狩りの命名説、面白いですね、新説ですか?
こちらヤブデマリを見に行ったのですが、例年の所、全然ダメでした、コガクウツギがぼちぼちです
新説ではないのですが、ムシカリはそんなに虫害を受ける木ではないですよ。
それに「狩り」という語句は元々「捕える」とか「追い立てる」という意味でしょう。
まあ私だけの自説ですけど・・・