山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

サネカズラの雌花

2010-08-22 22:06:08 | 植物(木本)
秋に熟す球形の赤い実が美しいことから、別名をビナンカズラとも呼ばれます。

モクレン科の蔓性植物で、8月に固い質感のある1.5㌢位の淡黄色の花を咲かせます。

雌雄異株または同株で、稀に両性花が付くこともありますが、どういうわけか、

この株を含めて、近くで雄花や両性花は未だ見たことがありません。

雄花は比較的、早期に落花するのかも知れませんが、そのことについては

今のところ確認していません。

花弁と萼は共に淡黄色で区別が付け難く、合計数で9~15個ほどになります。

画像に見られるように、雌花は受粉の後、花床が膨らみ秋に向かって、

赤色の美しい実へと変身していきます。



サネカズラ <モクレン科 サネカズラ属> 別名ビナンカズラ  常緑蔓性




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