明治時代にロックガーデン用に輸入された園芸種で、玄関のアプローチや
花壇のグランドカバー用によく植えられています。
ヒマラヤ原産で頑強な上に繁殖力が旺盛なため、都市部の水路周辺で半野生化しているのが見られます。
夏の一時期を除いては、ほとんど一年中花を咲かせ、この冬の寒い時期にも途絶えることはありません。
蔓状の茎は横に伸びて、地面に接した部分から根を出すため、1株は2~3年で50㌢四方位に
広がるという凄まじい繁殖力を持っています。
画像のヒメツルソバは宇治市で水路に雨水を流すため付き出したヒューム管の出口に繁殖していたものです。
ヒメツルソバ<タデ科 イヌタデ属> ヒマラヤ原産
1月9日の記事「ミヤマウグイスカグラ」で少し触れていたウグイスカグラです。
ほとんど変わった所はありませんが、違いはミヤマウグイスカグラが花冠や茎に繊毛が
密生しているのに対し、このウグイスカグラはほとんど無毛です。
6月頃に熟する果実は液果で、甘くて食べられます。
ウグイスカグラ<スイカズラ科 スイカズラ属> 落葉低木