ときどりの鳴く 喫茶店

時や地を巡っての感想を、ひねもす庄次郎は考えつぶやく。歴史や車が好きで、古跡を尋ね、うつつを抜かす。茶店の店主は庄次郎。

”しゃが”と”木鼻彫刻”

2015-04-30 23:53:31 | 草・木・花 風に吹かれて

”しゃが”と”木鼻彫刻”

 in 卯月の正法寺 巌殿観音 

しゃが

 

参考:しゃがの群落 慈光寺


木鼻彫刻
木鼻とは「木の先端」という意味の「木端(きばな)」が転じて「木鼻」に書き換えられた
ものです。頭貫などの水平材(横木)が柱から突き出した部分に施された彫刻などの装
飾をいいます。

「大仏様木鼻」には象鼻・獅子鼻・獏鼻などがあり、「禅宗様木鼻」には渦紋・植物紋
などがあります。我が国が誇れる独特の建築意匠です。

獏 ・・中国から日本へ伝わった伝説の生物
体は熊、鼻は象、目はサイ、尾は牛、脚は虎。昔に神が動物を創造した際に、余った半端物を用いて獏を創造したと言われている。獏は悪夢を喰う。転じて、”邪除け”。

正法寺の祠の彫刻

木鼻彫刻・獏

鶴 ・・破風彫刻

コメント
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