日々是愉快♪

笑いながら愉快に生きていけたらいいなぁ~

舞台「ジャンク」を終えて

2006年05月05日 | 芝居
舞台が終わって数日経ちました。
まだ1週間も経っていないのに、すでに遠い昔のような気がします。
夢のような時間だったのかなぁ・・・。

今回久し振りに“演技”をやりました。
要するに“役者”ね。
でも、あまり僕の中では強く“役者”をやってるっていう意識はなくて、
表現方法のひとつとして芝居をやったっていう感覚の方が強かったです。

音楽にしても、このブログにしても、今回の芝居にしても、他のものにしても、
どれもスタンスとしては同じでやりたいっていうのがあって、【shobun】という
ものをどれだけ活かせるかなぁーって思ってます。
自分なんだけど自分じゃない、まぁ本名じゃない自分とどれだけ楽しめるか?
っていう、他の人からしたら「何それ?」みたいなんでしょうけどね、
そういう感覚で生きてます(苦笑)

で、今回の芝居だったんですが、思ってたより楽しめなかったっていうのが
正直なところかなぁ・・・。
別に一緒にやった人たちが悪いとか、脚本が悪いとかそういうのではなく、
みんな素晴らしかったのですが、僕のやった役があまりにも責任のある役柄だったので、
それを全うするだけで精一杯でして、楽しむ余裕なんかほとんど無かったです。
せいぜい、あの狭い楽屋でブラブラしてるのが楽しかったかなぁ♪

舞台のソデから出て行くあの緊張感がたまらなくて役者を続けてるっていう人は
大勢るし、観客とのライブ感がたまらないとか、いろいろあるんでしょうけど、
今回僕はソデで立っている時に思ったのは「出来ればどこかへ行ってしまいたい」
という非常にネガティブなもので、実際に舞台でセリフを喋っていても、
「早くソデに引っ込みたい」という気持ちが強かったです。
とにかく、事故なくすべて滞りなく終わらせることに全力を尽くしてました。

「やっぱり芝居より、唄ってる方が楽しいなぁ~♪」って何度思ったことか(笑)
ライブやってる時は1分でも長くステージにいたいし、1曲でも多く唄いたいっていう
気持ちがものすごく強いですからね。
だから何年も何年も年間6本のステージをキッチリ継続してやれるんだと思う。

ただ今回久々に演劇をやって良かったのは、新しい出会いがあって、その中で、
本当に素晴らしい作品をやれたっていう充実感はあります。
これは今回の劇団創劇舎の方々に心から感謝したいです。
劇団員がたったの5人でも、みんなで力を合わせて、ひとつの目標に向かっていけば、
多くの人が感動するようなことが出来るんだなぁって強く思いました。
規模の大小、有名無名はまったく関係なくて、要は創り手の【情熱】です。

今日は僕の主観的に思ったことをあれこれ並べましたが、
次回はまた違った角度からもらったご意見等をまとめたいと思います。

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