伊達公子優勝！～全日本選手権

準決勝の勝ち方が見事だったんで、優勝すると思ってました。

１６年ぶりに出場して、１６年ぶりに優勝。
つまり現役引退前に出て優勝して、復活してまた優勝という快挙ですよね。

復活してからの伊達はテニスを楽しみながらもあるんでしょうけれど、テニス
という競技を味わってプレーしているように感じます。

一度引退したからこそ分かる境地と言いますか、ずっと現役を続けていたら
きっと分からなかったものを携えながらプレーしている雰囲気。
それは、試合後のインタビューの言葉のからも何だか感じるんですよね。

僕は実際に伊達公子のプレーを観た事はないのですが、テレビのスポーツ
ニュースを通じて、インタビューを通じて以前と違うものを感じます。

３８才という年齢にして今回の優勝というのは、スポーツ界に限らず、多くの
同世代、ベテランと言われる人たち、選手たちに勇気を与えたと思うなぁ。

「伊達さんが強いんですか？それとも若手が弱いんですか？」という問いに、
松岡修三は「伊達さんが強いんです。世界に目が向いてますよ。」と言って
ました。

確かに今の伊達には強さと巧さを感じます。
すでに世界に向けて戦っているわけですが、テニスで世界の大会に出場する
というのはかなり過酷らしいですよね。

それを再びチャレンジしている伊達はかなり素敵です。

引退してからはキッズテニスとかで子どもたちにテニスを教えてたりしてま
したが、今は裏方じゃなく表舞台に颯爽と上がってきました。

このまま行けるところまで行って欲しいと思います。

マルチナ・ヒンギスも復活して優勝もしたりしてたけど、またすぐ引退みたいな
感じですもんね。最初だけ話題になってたけどまた引退しちゃって。

伊達にはもう一度世界のトップクラスに駆け上がって欲しいと思います。
シャラポワとの対戦観たいよなぁ～。