濃霧にてコールド・ゲーム

いよいよ始まりました、今年の日本シリーズ。
昨日このことについて書きましたが、まさかこういう展開を
予想していなかったんで、驚きでした。

５回表までは、予想通りで１点を争う好ゲームだったのですが、
ロッテが５回裏に一気にいきまして、その後も追加点、
終わってみれば、１０－１の完全なワンサイドゲームでした。

ただ、試合の終わり方が９回最後のアウトを取って終わり
というのではなく、霧でボールが見えなくなったから、
試合続行不可能という、史上初の終わり方でした。

試合中断中にファンがウェーブをしたりしてましたが、
解説の田尾氏は、放送席からウェーブがハッキリと見えないと
言ってたくらいだから、現場はＴＶで見るより凄かったのでしょうね。

この画像も、向こうのスタンドの方は霞んでますもんね。
そう言えば、ホームランを打ったベニー選手は、途中で
打球が見えなくなって、走ってたらホームランと言われて
興奮したというコメントをしたらしいです。

濃霧コールドは致し方のないことですが、阪神サイドからすれば、
これが１－１０で良かったということでしょう。
１－２とか、１－３だったら、やりきれないですよね。
９点差もつけば、まぁ、しゃーないな、立て直そうって感じに
なれるでしょう。
ということで、明日に期待したいです。

しかし、ロッテがここまで爆発するとは・・・。
ホントに勢いがあります。
伸び伸びやってるもんね、観てて気持ちいいよ。
まずは先勝、あと３つ。

明日以降のシリーズに期待したいです。

さぁ！日本シリーズ！！

シリーズが始まる前に記しておきたかったので、急遽書いてます。

阪神タイガースvs千葉ロッテマリーンズ　が2005年のカードです。
思えば感慨深いこのカード。
僕は昔っからのタイガースファンです。
けれども、ジョニー黒木が大好きです。
ということで、阪神も好きだし、ジョニーのいるロッテも好きなんです。
だから複雑なんです。

で、何故感慨深いのかというと、この両チーム、数年前までは、
最下位が指定席だったじゃないですか？
はっきり言って、５月にはもうシーズンは終わってたんです。
低迷が長すぎたから、どっちが弱いか最下位を争う裏日本シリーズを
やればいいんだなんて皮肉なことまで言われてたチームです。

それが今年は、どっちが一番強いのかを決める日本シリーズという、
最高の舞台で顔を合わすことになったのです。
５月じゃなく、１０月になっても野球をやってるんです。
これはね、ファンじゃないと分からない心境かも知れないなぁ・・・。

今回の両チームは、とても似ているチームで、どっちが勝っても
おかしくないような気がしています。
ワンサイドにはならない、緊迫したゲームが続くっていうかね。
かなり見応えあり、玄人好みのシリーズになるんじゃないかな？

応援団はね、これは両方とも凄いから、そっちも面白いかも知れません。
対照的だからね。楽しみのひとつです。

個人的には、もうどっちが勝ってもいいですよ。
だから最後の第７戦までもつれにもつれて欲しいかな。
歴史に残るような、素晴らしいシリーズにして欲しいです。