日々彩々

暮らしの雑感。写真もあり

さよなら こんにちわ

2020-04-09 23:51:14 | エッセイ

NHK に「尼寺日記」という面白いテレビ番組がある。ほのぼのうらやまし暮らしぶりが展開する。今月の初めの頃、「白菜しまい」の番組タイトルが目に入ったがイメージが浮かんだのであえて見なかったが・・・。
冬の夕方薄暗くなった頃、遅い買い物に後悔しながら近くのスーパーに向かうと自転車のかごに新聞紙にくるんだ青葱の束を入れたオババン女子に出会う。農業女子だ、その彼女と言葉を交わす時がきた。今月の始め、スーパーから出るとすぐに新聞紙にくるんだ青葱を持った女子を見かけた。鍋料理に欠かせない冬野菜の定番だけどバカ高い!たったⅠ本で百円を超えるではないか?いつも売り場の前で悩みケチケチ使う・・・。早速どこで?聞くと広場の奥のベンチを指さした。ウンいるいる毛糸の帽子にダウンさらに割烹着姿重ねたランドマーク。早速向かう。あった残り、二束!新鮮そのもので葉先まで濃い緑いろだよ。茶色や黄色くなったスーパーのそれとは大違いじゃ、お値段なんと百円!安すぎだよ、と百五十円だすと「ねえさんみたいな人間はいねえよ、これ持ってけ」と自家用の売り物にならない小さいほうれん草が入ったビニール袋を渡された。割り醤油と海苔のシンプルな和え物はその夜の食卓でいい味だしてたっけ。
温かくなるほど葱の値段は上り夏場のラーメン屋、蕎麦屋には痛いはず。
三月は「葱しまい」の時じゃろう・・・。葱もさよならの季節を迎える。

こんにちわ、桃太郎がやって来た。お尻までに真っ赤に熟して‼藤沢は横浜に近く駐留軍の食卓に欠かせないはずと市内の誰かさんが真っ先に作ったと記録されてる。近くの松本農園さんはトマト桃太郎をビニールハウスで作っている。二月末から家の前の道を隔てたとこに一家はアパートと弟夫婦が天然酵母で焼くパン屋を持つ。その脇の小さいテントが売り場。季節の露地物野菜と並んだ今年初物のトマトのお目見えじゃ。4月に入ると地方の知人友人に贈る人もいる。朝どれ野菜の美味はわかるよね。ここに引っ越してきてウキウキするのは大好きなトマトが毎日の食卓を鮮やかにしてくれるこれからの季節。初物は前の年、9月の種まきから約6カ月のしゅうかくだけどビニールハウスでの種まきの時期は違うので秋の一時期に桃太郎に出会える。これもうれしいよ、おまけって感じかなあ…。



朝どれの青ねぎ



松本さんちの桃太郎



焼いたパプリカに2種のチーズの前菜(ロックフォールとゴルゴンゾーラ)



手羽中とねぎのグリル(自家製のかば焼き風たれ)



玄関先の紫木蓮



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