釧路では2泊した。
1泊目、コッタロ展望台の後、予約していたシラルトロ湖にほど近いロッジへ。
シラルトロ湖は、塘路湖の北隣。
源泉かけ流しの温泉も出る、小さなロッジ。
通された部屋からも、シラルトロ湖が見える。
そして窓を開けたらタヌキが通りかかって(^^;
普通の、別荘地のような小高い丘の集落なのに、タヌキが歩いてる。
リスも来るらしい。
オーナーはもともとは京都の方だったそうだが、
学生のころに釧路湿原の自然に魅せられ、釧路にやってきたのだそう。
市役所で働き、おそらくはリタイア後、ロッジを始められたのだろう。
小さいけど、このロッジはカヌーツアーのための施設なのだ。
翌日早朝に出発(3時半起床・4時集合)して、塘路湖からアレキナイ川に入り、釧路川に合流。
細岡というところまで川下り。
この日は、ガイドをしてくれるオーナー含め総勢8名。
カヌー2艘をくっつけて、ゆっくり下っていく。
天気は雨にはならず、霧に煙って幻想的。
5月頃なら、子育て中の小鳥の声がすごいらしいが、
もう7月なので静か。
「あれはハンノキ、あれはホザキシモツケ、」
「あの鳴き方で分かりますか?センダイムシクイです。」
とオーナーは植物の名前や鳥の声を教えてくれる。
「あっ、いましたね」
サロルンカムイ(タンチョウヅル)。
エゾシカの親子。
エゾシカは、知床五湖の近くでも見かけたけど、
今の時季は親子が多い。
「あっ、オジロワシ10時の方向。。。」
一同思わず「でかっ!」
オジロワシとかって、トンビと見分けがつかなかったらどうしよう、なんて思っていたけど、
ものすごくでっかい猛禽類だった。
一目でわかるね、ごめんなさい。
湿原のタンチョウヅルは、子育て真っ最中。
この家族はヒナが2羽。
このほかにも、アオサギやマガモの親子などに遭遇。
2時間の川下り、あっという間だった。
この後、2時間コースのワタシたちともう一組の2名は迎えの車でロッジに戻り、
残りの4時間コースの人たちはさらに下り、岩保木(いわぼっき)水門まで下る。
4時間コースにすればよかったなぁ
ロッジの迎えの車に乗り込み、戻るとすぐ、
「お風呂入る?すぐ朝ごはんにする?」とオーナー夫人。
夏でも涼しい釧路、カヌーは結構体が冷える。
やっぱりお風呂だね。
ここのお風呂、温泉が出ると最初に書いたが、
眺めもサイコーなんだ。
シラルトロ湖が見えて、しかも露天風呂もあるのさ。
夏だというのに、温泉でしっかり温まって、朝ごはん。
気持ちがいい気温だ~
カヌーって自分で漕いで下っていくんですか?
エゾシカの親子 思わず 小鹿のバンビは可愛いなー 口ずさみそうだわ。
可愛いね。
鷲なんて滅多に見られないよね。
デッカイ鷲見てみたい。
タンチョウツルもすごい。
貴重な体験しましたね。
何年も前に北海道行ったけど、本当にデッカイ。
いろんなものが、ゆ~~たり動いてる。
人もゆったりしていて懐が広いなーって思います。
カヌー、自分でこぐのですが、川下りなんで難しくなかったです。
流れも緩やかですから。
方向転換は、オーナーさんが上手にやってくれました。
こんなに動物に遭遇できるとは、思いませんでした。
知床半島のクルーズでみたヒグマだって、ものすごく遠くからしか見られませんでしたから。
(まあ、近かったらあぶないんですけど)
北海道、ゆったりしていますが、車の運転はぶっ飛ばしてました。
みんなすごいスピードでしたよ。