春三番わたしはどこにも見当たらぬ まほろば 最新作 即興
昨夜は近所を歩いた後、すぐに帰宅し爆睡した。先ほど目が醒めたが、6時半からのラジオ体操に出るつもりだ。このところ生活上の異変続きで、あまり気分良く俳句を作れていない。同人参加の結社を離れ、新たに2結社に投句しているが、どちらもパッとしない。同人誌の方は選句は無く、そのまま掲載されるので目標のようなものは曖昧模糊としている。代表の俳句理論とのコラボに徹するにしても、自分の考えを纏め切れていない。次号に代表の新句集の評を書く予定だが、ここで思いの丈を発散するしかない。その結果、居場所が無くなっても仕方がないくらいの覚悟も出来かねている。それと、俳句とは【座の文芸】という意味を思い知らされている。馬鹿の見本のような有名伝統結社の幹部に不思議な魅力を感じてしまうのもやりきれない。だからと言って、今さら凡俗な句会に熱中する気にもなれない。最初の俳句入門時に【ポスト前衛俳句】のリーダーとして神格化していた坪内稔典の魅力も無くなり、団塊の世代の傲慢とも受け取れる【モーロク俳句】への不快感がつのるばかりだ。・・・《続く》
西岡恭三 『春一番』 録音年不詳(1971年頃)