Woody Bell のフォークな日々

私たちのまわりのフォークシーンをお伝えします。

東部生涯学習センター 「みのり大学」で今年も演奏させていただきました。

2018-03-15 | コンサート・ライブ
13日(火)は、東部生涯学習センターで行われた「みのり大学」での修了式の後、Woody Bellの演奏を聴いていただきました。
この大学で演奏させていただくのは今回で4回目です。
1回目は10年近く前の事だったと思います。
そしてここ3年は連続して演奏をさせていただいています。

修了式が始まったのは午前10時からでしたが、その前に大学の自治組織の総会があったので、私たちは舞台の幕の横で9時半くらいから待機をしていました。
PAは自前のものを前々日に(前日は休館日のため)設置して、当日はすぐに演奏できるようにしてあったのですが、PA機器を扱うのがしばらく振りでしたので、本当に当日うまく音が出るかどうかとても心配でした。
修了式の後の休憩時間に、電源をつないで、マイクのセッティングをしギターをつないで音が出た時にはホッとしました。
大げさではありません。
二人とも、心の中で小さく”万歳!”をしていました。
ちゃんとつないであれば必ず音が出るはずなのですが、摩訶不思議な事が起こらないとも限りません。
心配性の二人なので、もしダメな時のために、別の簡易のアンプ(ローランドAC60)も2台用意していったのでした。

10時25分に演奏を始めました。


予定よりも少しだけ時間に余裕がありそうだったので、最初は悠然と構えてMCもゆったりとお話ししました。
いつもは私はほとんどMC免除で相方さんに任せきりなのです。
普段は勝手な事を時々話をすればよいのですが、、この日は一部分私が話すことになっていました。
緊張していたので夜中に起きてしまって、頭の中で何回もこのMCのリハーサルをやりました。
私にとってのジョーン・バエズの意味と、彼女の紹介とを含めて演奏曲「ドナドナ」につなげるMCでした。
話し出すとだらだらと長くなるし、端折ってしまうと何を言っているのか分からなくなるという、いつものMCよりも少しはうまくいったかな・・・。



今回は皆さんと合唱する事はやめて、アメリカンフォークと日本のフォークについての歴史を話しながら、その時々の曲を演奏するという筋書きでのライブでした。
相方さんは、事前にいろいろ知識をまとめて、この日のために準備をしていました。
そうなるとどうしても話が長くなります。
私はそれを横で聞きながら、時計も見つつ少しハラハラしていました。
終了予定時刻には少し間に合いそうもなかったので、1曲だけ割愛しました。
後で聞いたら、相方さんはどうも終了予定時刻を5分間、間違えていたようでした。
皆さんに少しでもフォークソングを思い出したり、フォークソングに関心をもってもらうことができた演奏だったらよかったですが・・・まずまずだったと自己満足しています。



聴いて下さった皆さんは、70歳前後の方々が多かった気がしますが、音楽が好きそうな方がたくさんいらっしゃいました。
女性の方の方が多かったと思いますが、知っている曲は口づさんでくださって、とてもうれしかったです。
驚いたことは、英語の歌を歌っている時に口を動かして一緒に歌って下さっている方がいたことです・・・アメリカンフォークが好きな私たちにとって、とても感動的なことなんです。
本当にうれしくなりました。
中には、ハンカチを出して目をぬぐっておられる方もいらっしゃいました。
花粉症ではないと信じたいです。

演奏が終了した後、ステージまで来てくださったご夫婦がいらっしゃいました。
相方さんと楽しそうに話していましたので、相方さんの知り合いだと分かりました。
お二人でこの大学に通っておられたようです。
お互いに、この日ここでお会いするとは思っていなかったのでびっくりでした。
奥様は「とても素晴らしかった。母のことを思い出してしまって・・・」と言われていました。
思い出されたのは、最後に「思い出のグリーングラス」を演奏した時かなぁ?・・・。

今回のライブでは、センターのMさんにとてもお世話になりました。
相方さんもとても感謝しております。

そして、この講座を皆さんと一緒に聴いて下さった館長さんが、この春でおやめになると聞いて残念な気持ちでいっぱいです。
いつも気持ちよさそうに私たちの演奏を聴いて頂いて本当にうれしかったです。
ありがとうございました。


<セットリスト>
・我が祖国
・花はどこへいった
・ドナドナ
・風に吹かれて
・竹田の子守唄
・この広い野原いっぱい
・血まみれの鳩
・思い出のグリーングラス



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