夫婦で楽しむナチュラル スロー ライフ

日々の生活、男の料理、庭仕事、気になった事など気ままに綴っています。

葬儀に必要なお布施の額

2016年09月25日 | いろいろな事
昨日の新聞に出ていたコラムに
「伝統仏教の新たな試み」と題して
法事などで僧侶(寺)に支払うお布施(額)を
3万5千円でやってくれる。と書かれている。
つまり高額なお布施に苦情が出て寺離れが
進んでいるという事でお布施の額を定額に
するとある。

「お布施ははそもそも修行の徳目、宗教行為の
 対価であってはならない。そこを分かりやすく
 説いてこなかったのは我々の怠慢だった」
とある。
命日、彼岸にお坊さんに来てもらいお経を
あげてもらうときはそれほどのお布施は
かからない?が、葬儀のときは違う。
お布施の額がわからない。
ネットで「お布施とは?」
検索してみたら、「お布施の相場は?」とか
いろいろ出ている。

父ちゃんの伯母さんの葬儀のときはお寺さんから
電話があり
「戒名、法要含めて75万円です」と言ってきた。
「もう少し上のランクだと◯◯円かかります」と
お寺さん。
100歳を迎える伯母さんのお寺さんへ支払う額が
あまりに高かってので驚いた。

という事で近年はお寺さんに頼む葬儀は少なくなり
家族葬で済ませ、お墓は戒名なし、または宗教が
関係ない樹木葬や合葬墓が多くなっているそうな。

昔は「金の無い人(貧乏)は無い人なりに、
 ある人(金持ち)からはそれなりに」布施を
頂いていたとのことです。それがいつの間にか
お布施の相場が出来るようになってしまった。
お坊さんもサラリーマン化してきてしまったと
いうことでしょう。
先日、遊さんからのコメントに、ご主人が
亡くなった折
「家族葬でしたが読経はなく本人の希望とおり
 シューベルトの冬の旅を流した」とありました。
素敵な葬儀だったことでしょう。
私だったら「プレスリー」かな。
「お坊さんの読経はいらない。音楽かけて
 ワインを飲んでもらって、ダンスを
 踊って送ってもらいたいね」と言ったら
「こっちもだ」と父ちゃん。
はてさてどうなりますやら。


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 告別式は思い出を語る場所 | トップ | 「へちもん」で美味しい料理... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

いろいろな事」カテゴリの最新記事