「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

JAL撤退、川勝は保証金支払い拒否

2009-12-18 22:16:00 | 静岡空港
人の生き血を吸い望まれずに出来てしまった静岡空港。
幾多の試練・厄災が次から次へと降りかかるのも宿命であろうか、ついにJALの4月からの撤退が決まった。1年さえも持たなかったということになる。
撤退するJAL路線は福岡便を鈴与のFDA(フジドリームえらライン)が飛ぶということだが就航当初に露呈した安全意識の低さを考えると敬遠する県民も多いだろう。
次に起こる空港の厄災は何なのかも心配だ。

そこにきて、川勝平太が昨日ぶち上げたのがJALに搭乗率保証の補償金を支払わないという発言。
これは役人の発想ではない。役人は金ですませられればというのが常道だ。
川勝のオリジナルだろうが、対JALの関係では不利は明白で、はっきりいって彼の意図が読めない。
単なる情動なのか、狙いあってのことなのか。
もし後者であれば、評価したい。
というのも、川勝の就任後初の記者会見で、
記者からの「搭乗率保証について、これまでの経緯を調べてみるということですが、その調べられた経緯というのは我々にもオープンにしていただけるのでしょうか。」に対して、川勝「そうですね。隠すべきことはないです。」と保証契約に至った経緯の公開を明言していたからだ。

JALは保証金不払い発言に対して「そもそも、搭乗率保証は05年、県から持ち出されたもので、当社から求めたものではない。川勝知事のこれまでの発言については事実誤認がある。」と不快感を示したが、役人から聞いた経緯を信じ込んだ川勝が不払い発言をしたのならただの御人好しだが、真実を知りたくて(法廷で争うことも辞さず)ということならば、これは策士である。
最終的にどういう形で落とすのかで真意が分かろう。注視していきたいが、関係役人はハラハラドキドキものだろう。

今日は昨夜からの地震で伊豆急行が伊豆高原までしか動かず伊豆高原で2時間以上待たされ、予定が大きく狂ってしまった。待合室からホールにまであふれた観光客も怒り出す人あり、諦めて疲れた様子の人あり、と様々だが観光への影響が懸念される。
地震は雨風と違って予測・防御ができない。早く収まってほしいものだ。

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