「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

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羽田国際化

2008-05-20 23:58:07 | 静岡空港
羽田の国際化が進みそうだ。
国土交通省がまとめた新たな方針で、これまで2年後の再拡張で増える11万回の発着枠のうち3万回が近距離国際便に割り当ての予定だったのが回数・路線ともに増える方針だ。
具体的には、
路線ではこれまで羽田―石垣間に相当する近距離に限る方針だったのが、ビジネス需要の高いアジアの都市を中心に欧米線にも路線を広げるという。
回数は、当初3万回でスタートさせるが国内線割り当てを1~2万回に抑え国際線は需要を見ながら増やしていく方針だ。
消極姿勢が一変したといってよい。

現在でさえ、羽田―金浦(ソウルに最も近い)、羽田―虹橋(上海に最も近い)という国内唯一の便利な就航先があって、しかも需要が多い。

どう考えても羽田に隣接した静岡空港にとっては不利だ。
八方ふさがりを象徴する富士山静岡空港のシンボルマークが暗示したとおりの展開だ。

県が県民に夢を見させた国際線就航予定先は9都市
ソウル
北京
上海
台北
香港
バンコク
シンガメ[ル
グアム・サイパン
ホノルル
http://hp1.cyberstation.ne.jp/shizuoka/http___www.pref.shizuoka.jp_kuukou_contents_gaiyo_yotei.pdf
「国内旅行の気軽さで日帰りできる時代が到来します」とはよくいったものだ。

現実は現時点でソウルのみ。
あと可能性があるとすれば1路線程度だろう。

結局、2年後はその路線が残っているのかも怪しい雲行きとなってしまった。
一方で年金を税金でみると大増税となるという試算が出された。
それでも県は税金を大量投入して路線維持に走るのだろうか。
来年の次期知事候補者の考えをしっかり質したいものだ。


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