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注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

静岡空港利用者の推移(開港3年目第10月)~税金投じ続けても震災時並み~

2012-04-09 19:06:00 | 静岡空港
静岡空港利用者数(搭乗者数)の推移

(注)開港初年については月ごとの発表のなかった上海便各月推計データを加味した上で3か年を比較したグラフです。
以下、開港3年目の第10月となる3月実績に基づき傾向を概観する。
<傾向等>
昨年3月の震災により急減した前年同月に比べた本年の実績(公表値)は、震災前の初年度比で9か月間平均の水準で推移すると仮定し推計した値を下回り、結局震災直後の状況とほぼ同じ67人増の40,796人(対前年比100.2%)にとどまった。
これにより、3年目の年計は初年の63万人、2年目の51万人をさらに下回る43万人程度と推計され、右肩下がりの状況である。
ただし、年間で需要の多い3月ということもあるが搭乗率は高めであり、無駄な路線が整理され底を打つ日も近いと見られるが、上昇への気配はまったく見られない。
この低迷を口実に、ほとんど県民への恩恵もないままでの税金垂れ流し状況の固定化が懸念される。

では、以下に今月の実績を記す。
<平成24年3月までの実績:対前年同月比>
路線:搭乗者数対前年同月比(H24.3/H23.3):搭乗率[H24.3;H23.3]

札幌線:145.4%(6,717人/4,619人):[72.0%;57.6%]
福岡線:133.3%(7,541人/5,656人):[76.8%;52.7%]
沖縄線:97.2%(6,015人/6,189人):[84.3%;83.2%]
小松線:-%(-人/997人):[-%;57.4%]
熊本線:-%(-人/1,806人):[-%;36.7%]
松本線:-%(-人/2,956人):[-%;76.2%]
鹿児島線:95.2%(2,009人/2,111人):[74.9%;43.5%]

国内定期便計:91.6%(22,282人/24,334人):[76.9%;58.5%]

国内線チャーター便計:25.6%(238人/929人):[79.3%;80.9%]

ソウル線:109.4%(12,720人/11,630人):[66.5%;53.7%]
上海線:86.9%(1,909人/2,198人):[61.1%;49.3%]

国際線定期便計:105.8%(14,629人/13,828人):[65.8%;52.9%]

国際線チャーター便計:222.6%(3,647人/1,638人):[67.6%;65.5%]

全路線計:100.2%(40,796人/40,729人):[71.7%;57.1%)]

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