漢方処方と漢方の証の相違

漢方的病理の把握の仕方により漢方処方が違ってきます。

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54.厥寒

2011年05月12日 | Weblog

「厥寒」とは、冷えているだけではなく特に冷たさを感じることです。この寒は冷たさが身にこたえるということです。冷えたるうえに寒を感ずるということです。

この「厥寒」の証を傷寒論の中から取り出してみますと

傷寒論の「辨少陰病脈證并治第十一」の第25条に
●少陰病、身体痛み手足寒、骨節痛み、脈沈の者は、附子湯之を主どる。

傷寒論の「辨厥陰病脈證并治第十二」の第26条に
手足厥寒し脈細絶せんと欲する者は當帰四逆湯之を主どる。

傷寒論の「辨厥陰病脈證并治第十二」の第27条に
●若し其の人、内に久寒ある者は宜しく當帰四逆加呉茱萸生姜湯之れを主る。

★寒・厥寒とは厥冷より軽い証であります。萸

「厥寒」の証のある処方は

Ⅰ.附子湯・・・・・・・手足寒

Ⅱ.當帰四逆湯・・・手足厥寒

Ⅲ.當帰四逆加呉茱萸生姜湯・・・・・久寒


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