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朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

武蔵村山市にある「立川 うどん1位」のお店 『満月うどん』

2021年12月05日 | そば、うどん
うどんファン歴は約4年半と、まだまだキャリアの浅い私。
ラーメンと違い、うどんのガイドブックは少ないため、ネットの情報を参考にすることもある。
地元にいいお店はないかと、「立川 うどん」で検索すると、食べログの「立川で人気のうどん」というページがヒットする。
ランキング形式でうどん屋さんを数店紹介しているのだが、以前からずっと1位なのが『満月うどん』さん。
住所を確認すると、武蔵村山市三ツ木…隣接はしているが、いつから武蔵村山は立川市になったんだ。
武蔵村山市は電車が走っておらず、主な交通手段が「立川駅からバス」になるため、立川扱いにしているのかね。
ちなみにこのランキング、現在はベスト10のうち1、3、4、6位が武蔵村山市の店舗である。

これまで何度も記しているように、私は食べログの点数や順位なんか一切興味はないし、
むしろ点数で店を選ぶ人間や、点数を付ける連中を軽蔑しているが、
うどんに詳しい友人が、こちらのお店を絶賛していたので、一度は味わいたいと思っていた。
その友人と一緒に、こちらを訪れたのは今から数ヶ月前。現地集合ということで、私は立川駅からバスで向かったら、
鉄道なら新宿に行けるくらいの料金がかかった。隣市なのに悔しい。

バス停から少し歩くと、お店の名物「肉汁うどん」を記載したノボリがみつかる。文字が逆の写真で申しわけない。


こちらが店舗の外観。しばらくすると友人も到着したため、一緒に入店。


カウンター席に案内され、まずは「ビール」550円=サッポロの中ビンを飲み始める。


友人は店主夫妻と顔なじみのため、上記のお新香はサービスかもしれない。
おつまみとして、豊富な揚げ物メニューから、いくつか注文。
右下から時計回りに「たこ竹輪天」、「かしわ天」、「竹輪天」と「えのき天」、「バナナ天」。


価格はかしわだけ180円で、他は120円。「女将オススメ」の表記があるバナナ天は、チョコシロップも提供される。


前回も紹介したけど、バナナって、意外と酒のツマミになるね。
揚げ物はこの他、日替わりメニューの「生かき天」や、


これまたスイーツ系天ぷらで、シナモンパウダーを振って食べる「りんご天」もいただいた。


かきとりんごは価格不明。こちらもお店からのサービスだったかもしれない。
ビールをガバガバと飲み干し、いよいよシメのうどんを注文。
友人は汁なしタイプの「正油バター」600円を、


私はお店名物の肉汁とごまつけ汁の双方が楽しめる、「ダブルつけ汁 肉汁+満担」1180円をオーダー。
「満担」とは、通常のごまタレに、辛口の油とひき肉を加え、担々麺風になるもので、満担なしだと1150円。
正油バターうどんから数分後、予想以上に豪華な商品がやってきた。


うどんには、いわゆる「かて」と呼ばれる、青菜、カボチャ天、モヤシ、ネギなどの野菜が添えられ、


2種のつけタレの他、揚げ玉や先述したオレンジ色の満担タレなど全5皿に、食後用の割り湯まで付いてくる。


たっぷりのお肉だけでなく、お揚げやナスも入る、肉汁には揚げ玉や青菜を、


ごまタレには当然、タレとひき肉を入れて、自家製うどんを浸しズルズルとすする。


ややグレーのうどんは、硬くてコシがある「武蔵野」タイプで、濃厚なタレにも負けないストロングな麺。
モチモチ歯触りの讃岐タイプとは違った、噛み締める快感が味わえる。
味はもちろん、奥様や女性スタッフたちの接客もよく、終始気分よく食事ができた。
残さずたいらげ、お店の方々に「ごちそうさまでした」と告げ、ゴキゲンなまま退店。
アクセスは良好とはいえないのに、客足が絶えないのがうなずけるお店であった。

その日は、ハシゴ酒&うどんの予定だったため、さらにバスで小平市に移動。
バス停に記された、都営バスの停留所が異様に多かったので、つい撮影してしまった。

※花小金井から青梅まで行くらしい

2軒目は、以前紹介した『福助』さん。私も友人も満腹、そして真っ昼間からベロベロになってしまった(苦笑)。

※福助で食べた「月見うどん」の白

福助さんは現在、2月末まで休業中とのこと。再開が待ち遠しいね。
追記 福助さんは1月19日から営業再開するそうです。


つい最近、満月うどんさんにひとりで再訪。13時頃の到着だったが、満席のため10分ほど待った。
店主夫妻に挨拶したかったが、混雑しているのであと回し。
まずはビール&揚げ物。この日は「リッチメンチカツ」180円、「舞茸天」150円、「半熟卵天」120円を注文。


さっき紹介し忘れたけど、こちらのうどんは量や硬さ、さらに太さなども選べる。


この日私が注文したのは、「かけうどん」並盛700円を極太麺に、「ミニチャーシュー丼セット」430円を追加。
極太うどんを新たに打ったのか、しばらくたってビールを飲み終わった頃に提供された。


うどんは確かに前回のよりも太いタイプ。ガキの頃から慣れ親しんだ、関東風の黒いツユで食べる。


ミニチャーシュー丼セットは、香物2種とかき揚げも付く。


ミニチャーシュー丼の単品が380円、かき揚げは120円なので、お得である。
つけうどんは、やや歯応え過多に感じたが、温かいツユで食べるうどんは、ちょうどいい硬さ。
途中で、かき揚げと七味を加えてみた。麺の端っこ、いわゆる「うどんの耳」が嬉しい。


チャーシューは、低温調理のピンク色のものと、醤油で炊いて細かく刻んだ茶色いタイプの2種があり、
昔からある醤油炊きの方が抜群にウマい。このチャーシュー単品でビールを飲みたいくらいだ。

※残った半熟卵天を乗せてみた

低温調理の桃色チャーシューは、最近の意識高い系ラーメン店でよく見かけるけど、
チャーシューは醤油で炊くタイプが一番ウマいと、個人的には信じている。
とはいえ、満月うどんさんの桃色チャーシューも、なかなかおいしかったけど。
全部食べ終えた頃には14時を過ぎており、さすがにお客さんの数も減ってきた。
会計時、店主夫妻に挨拶するつもりだったのだが、所用のためか姿が見えず。
結局、「前回はどうも」と声をかけられぬまま退店してしまった。次回こそ、必ず挨拶しますのでお許しを!

最初の方でぼやいたが、バス代がそこそこかかるので、帰路は思い切って徒歩で立川に戻ることに。
この日の都内最高気温は19度。武蔵村山市は20度くらい? と思えるポカポカ陽気で、歩いていて気持ちよかった。
途中、いろいろと寄り道もしたが、それらの時間を除くと、満月うどんから立川駅まで102分
散歩は嫌いではない私だが、さすがにしんどい距離であった。
それから3日経過した今、このブログを執筆しているのだが、さっきから妙に両足とケツが痛い。
トシをとると筋肉痛が遅れてくるのは知っていたが、まさか3日(と半日)過ぎてから見舞われるとは…(苦笑)。
今度、満月うどんさんを訪問するときは、おとなしくバスで往復しよう、と誓った悲しき中年であった。

おまけ かわいかったのでつい撮ってしまった、お店奥に飾ってあるパンダちゃんぬいぐるみ



武蔵村山 満月うどん
東京都武蔵村山市三ツ木1-12-10
立川バス、都営バスともにバス停長円寺下車、徒歩約2分 
立川駅からは徒歩102分、一番近い鉄道駅は箱根ヶ崎だろうが、それでも徒歩40分はかかりそう
営業時間 11時~15時 夜は現在、月に数度の営業
定休日 月曜、その他不定休あり
※夜営業の日や定休日などの詳細は、お店のHPで確認してください
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