地方で考える ●oyajiの侃々諤々

北信濃の豊かな自然と歴史に抱かれて過ごす日々・・・

ちょっと斜に構えてみれば
???と思うことも多いですね~

ホタル・・・。八町付近の鮎川に寄ってみました。

2007-07-01 | Weblog
7月1日(日)。
さわやかな天候です。

昨日は、北野美術館主催の歴史講座『風林火山』を拝聴しました。
講師は、長野県立歴史館専門主事(学芸員)の村石正行さん。
館が所蔵する武田信玄、上杉謙信の発給文書の解説と、「川中島の戦い」にまつわる北信濃武士団の動向について、中身の濃い話を聞くことができました。

信濃源氏の祖といわれる井上氏・・・。
村上義清らと共に抵抗するも、結局は武田に追われて越後に逃れ、さらには上杉に従って北行の運命を辿りました。
須坂市の井上から八町一帯にかけてが発祥の地で、館跡や墓地、山城(井上城、竹ノ城)などを見ることができます。

我が家の檀那寺、浄土宗光濃山正満寺は弘治2年(1556)に、井上兵庫介正満の菩提を弔うために建立されたものですが、この頃は武田の力がジワジワと北信濃にも浸透し、翌年の「第3次合戦」では武田優位が決定的になったといわれています。
  
   北野美術館・正満寺 http://www.grn.janis.or.jp/~wakaho/waka2.htm


その夜のことです。

須坂からの帰路、急遽、井上の上部にあたる八町付近の鮎川に寄ってみました。
鮎川にもホタルがいると、最近聞いたばかりです。

 (下八町付近の鮎川)

他には誰もいませんでしたから、もう時期が過ぎたのか、それとも早いのか?
でも、ジ~ッと目を凝らして見ていると・・・
感激です!
草むらの上に、かすかな光が点滅しています。
僅かに数匹でしたが、本当に久々のホタルです。

子供の頃は、蚊帳(かや)の中にホタルを離して寝つきましたね・・・。
暗がりでポカー、ポカーと光る様はメルヘンチックでした。

さっそく調べてみると、ウィキペディアの「ホタル」では、長野県内の名所として、辰野町と並び須坂市鮎川があるではありませんか・・・。
近くに住んでいて、これは知りませんでした。
 
  ウィキペディア http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%82%BF%E3%83%AB

鮎川の一帯は、井上氏の郷です。
井上氏と縁がある一日でした。



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