地方で考える ●oyajiの侃々諤々

北信濃の豊かな自然と歴史に抱かれて過ごす日々・・・

ちょっと斜に構えてみれば
???と思うことも多いですね~

「松代藩士・稲葉隼人」

2018-10-16 | Weblog

10月16日(火)                                                           21/9℃

 

もう10月も半ば越え・・・

この辺りでは脱穀がほぼ終わり、これからはリンゴ(メインのフジ)の収穫が始まります

今日の最低気温は9℃ 

ついに1桁台です

 

・・・ってことはいっぱいありますね

例えば、「日本人」はどうやって海を渡ってきたのか?

向こう岸に渡るような簡単なことではありません

どんな「船」で

どんな航海術で

水は?

 

↓ この少年は「いかだ」で49日間も標流です

その生命力、気力に驚かされます

 

《いかだ漂流49日、18歳を救助 インドネシアグアム》   (9月25日朝日新聞デジタル)

「・・・インドネシアの海上で漁業用のいかだに乗っていた青年が漂流し、約2500キロ離れた米領グアム島沖で発見された。49日目にようやく救助。日本で手当てを受け、在大阪インドネシア総領事館の手配で無事帰国した」

 

たまたま救助されましたが、太古の時代の「到達率」「生存率」なんてものすごく低かったでしょう!

大洋には危険がいっぱいです

それでも、それを挑戦させたものは何だったのか?

迫りくる「危機」からの逃避

それとも新天地への希望

 

『西郷どん』・・・

第38回「傷だらけの維新」では北越戊辰戦争、長岡の激戦がUPです

官軍・村田新八(薩摩)

「・・・長岡藩の河井継之助はそげんな新式の武器と精兵をあやつり俺たちは防戦一方じゃ・・・」

官軍は長岡藩総督・河井継之助の抵抗に苦しめられます

弟「西郷吉二郎」も戦死しました

河井・長岡藩は当時の日本では希少だったガトリング砲を2門も装備していたのです

(「傷だらけの維新」で威力を見せるガトリング砲・・・)

その模型は長岡市の「河井継之助記念館」でも

  https://www.city.nagaoka.niigata.jp/kankou/miru/siryou/tsuginosuke.html

只見町の「河井継之助記念館」でも入り口付近にドッカリと展示されてました

  http://www.tadami.gr.jp/tourism/facility/000588.html

 

ところで

日テレドラマ『駆け抜けた蒼龍』のプロローグとエピローグに登場してくる、松代藩士の稲葉隼人・・・

河井の旅日記『塵壺』には「松城藩士(稲葉隼人)」として記録されてますが、一体どんな人?

そういーーー、知人に松代の「稲葉さん」がいましたね~~~

その末裔かも  

・・・ということでお聞きしましたが違いました

「松代藩士・稲葉隼人」の情報もえられません

松代藩の歴史に詳しい学芸員にも聞いてみましたが確認できず

そこで

『駆け抜けた蒼龍』にも関わられた「河井継之助記念館」稲川館長さんに電話でお尋ねしましたが、やはり確認できなかったのだそうです

果たして松代藩に実在したのか?

実在したとすればどんな人物だったのか?

 

河井が旅日記に ”創作事” を書いたはずはないので

・その男が「松代藩士・稲葉隼人」の偽名を使った?

・藩士として記録に残らないような「小者」だった?

・・・ことも想像されます

 

役所広司さんの河井役で、映画『峠 最後のサムライ』の制作が決まりました

 

《役所広司が“幕末の風雲児”河井継之助に、司馬遼太郎の原作「峠」映画化》    (9月4日livedoorNEWS

「・・・実力ゆえに一介の武士から越後長岡藩の筆頭家老に抜擢される、“知られざる偉人”河井継之助を演じるのは役所広司。『蜩ノ記』に続き2本目の小泉監督作品となる。共演に松たか子をはじめ、田中泯、香川京子、佐々木蔵之介・・・」

 

2020年公開予定だそうですから、東京五輪と同様に楽しみ・・・

役所さんによって新しい河井継之助のイメージができそうです

映画では「松代藩士・稲葉隼人」はどのように描かれるでしょうか?

jiiji も、もう少し「稲葉隼人」を追ってみることにします

 

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