2月11日土曜日。
妻の企画により、一家4人で「JRで日帰りぷらり旅 日帰り網走流氷観光」へと出かけた。
それは、「札幌⇔網走 JR往復券」と「網走流氷観光破氷船おーろら乗船券」がセットになったプランなのだ。
「札幌~網走間の往復日帰り」というのは、私も50年弱の人生において、未体験ゾーンである。
私は、これはかなりハードなスケジュールになるのだろうと、想像し、武者震いしていた。
6時45分。
まずは札幌駅構内の「弁菜亭」にて、朝食用としての駅弁を物色。
オホーツクへの旅立ちに向けて気分が高揚していた私は、ほとんど迷うことなく、「特別企画 札幌駅弁 よくばり膳」をチョイス。
これは、札幌駅の人気4大駅弁である「石狩鮭めし」「海鮮えぞ賞味」「知床とりめし」「ひぐまの笹寿司」が四味一体となっている、欲ばりな私にうってつけの駅弁なのだ。
そして我々一家は、7時21分発の網走行き「特急オホーツク1号」に、駅弁と夢を抱えて、乗り込んだのである。
7時28分。
列車も無事発車し、気分も落ち着いたので、「札幌駅弁よくばり膳」を、おごそかにいただくことに。
左上:鮭のほぐし身+錦糸卵+いくらがキャッチ―な、「石狩鮭めし」。
左下:北海道の雄大な自然環境で育てられた「知床どり」使用の、「知床とりめし」。
右下:カニ・イクラ・ウニという蝦夷を代表する海の幸が三つ巴となった、「海鮮えぞ賞味」。
そしてこちらは、「ひぐまの笹寿司」の「厚切りサーモン」
そして、同じく「鰊親子」である。
さて、この「札幌駅弁よくばり膳」。
4種の弁当のそれぞれの良さを味わうことはできたものの・・・
なんというか、たとえば「石狩鮭めし」を喰うと、それをもっと目いっぱい喰いたくなってしまうし、「知床とりめし」「海鮮えぞ賞味」「ひぐまの笹寿司」も然りである。
そこはかとなく、「4種の駅弁の試食をした」といった、風情。
なので、「美味しかったけれど、喰い足りない感が残ってしまう」という、微妙な感じであった。
次回駅弁をいただくときは、今回の「4種の駅弁のうちどれかひとつ」に的を絞って、それをしっかりといただいてみたいと思う。そして、その方が、きっとシアワセを感じることができるハズだ。
特急オホーツク1号は、順調に走った。
8時08分。車窓から「暑寒別岳」を望む。
そして午前9時には、旭川を通過。
旭川までは、本当に速く感じられ、札幌~旭川間がJRだとほぼ1時間半で着いてしまうという事実に、あらためて驚愕した。
だがしかし。
旭川を過ぎて、石北本線に入ってからが、けっこう長かった(^^;
この時季の風景は、ほぼ白と黒で単調だし・・・
なにかヒグマとかオジロワシとか変わった動物でも発見できれば、退屈しのぎになったのかもしれないですが。
9時28分に車窓から見えたのは、たぶん「天塩岳」だと、思われます。
そして12時42分。
ほぼ定刻通りに、特急オホーツク1号は、網走駅に到着した。
さて、ちょうどお昼時でもあるし、まずは腹ごしらえすることに。
駅を出て、左手方向に歩くこと、数分。
12時58分に、「廻転寿し かに源 網走店」に、到着。
港町の回転ずしは、あなどれないウマさであることを、我々夫妻は、経験上知っている。
入店し、席につくやいなや、「サービスです!」と、なんと人数分の「お吸い物」が、供された。
なんとも嬉しいサプライズに、網走日帰り観光は、のっけから好スタートの予感である。
湯呑みに描かれたカニさんのイラストが、なんとも愛らしい。
「廻転寿し」と看板にはあるものの、このお店。
実際には、すし皿は、ひとつも回っていない。
基本的には、紙にオーダーを書きこんで渡す「注文制」である。
価格のリーズナブルさもさることながら、やはりネタは「オホーツク感たっぷり」である(^^)
まずは、「かにみそ」から。
濃厚ながらも、決してしつこくない、まさにそれはモルトの味わい。
そして、「たこわさび」!
ぷりっとつるんと、潮のかほりが、口中に拡がる。
女性陣は、「いくら」「ねぎとろ」「サーモン」「まぐろ」「やりいか」「えんがわ」等、おのおのが喰いたいものを、順次オーダーしていた。
私は、メインディッシュとして、まずは「ぜいたくミニ海鮮」を、チョイス。
そして汁物として、やはりオホーツク名物の「かに汁」を、いただかないワケにはいきますまい。
それは、アブラガニやズワイカニのダシが抽出され、極めて美味。
加えて、それらカニの身も、しっかりとプリインストール!
キラキラとかがやく「ほたて」は、ぷりっと甘く、きゅっとした歯応え。
私が物心ついてから味わったホタテのうちで、まさしくBESTであった。
これ、ホント。
「牡蠣」も、スッキリと雑味なく、まさに「潮」の味わい!
「かにのふんどし」も、見逃せない逸品。
馬肉食推進派の私は、「霜降り馬トロ」で、ここでの〆とした。
次女がデサートとしてチョイスしたのは PA≒パイナップルである。
13時47分。
一家4人で、喰いも喰ったり32皿!
じつにシアワセな、ランチタイムでありました。
さて。次の目的地に向かうため、我々一家はタクシーを拾いに、網走駅へととんぼ返り。
その道すがら。
13時52分に、道路沿いのガソリンスタンドで見つけたのが、ドラえもん&ピカチュウの雪像である。
網走駅から、タクシーで走ること数分。
「道の駅 流氷街道網走」に到着したのは、14時であった。
この道の駅はすなわち「網走流氷観光破氷船 おーろら」の、発着港なのだ。
出航時間は15時30分。
やや時間があったので、道の駅内部を探索することに。
網走が「海の幸の宝庫」であるということを、この「お魚カレンダー」により学習し、そして我々は体感した。
2階飲食コーナーのメニューである「オホーツク網走ザンギ丼」「千貝柱塩ラーメン」「かに飯」「牛トロ丼」は、いずれも極めて魅力的!
この日は回転ずしで満腹だったため、喰うことは叶わなかったが・・・
今度網走を訪れることがあったなら、これらのうちどれかを、食してみたい。
この船が、我々一家が乗船予定の「おーろら」である。
15時に入船。
バケツに入った本物の流氷が、展示されていた。
触ると、当たり前だが、氷の冷たさ!
舐めるとどんな味がするのか、じつに興味深かったのだが、もう若者ではない私は、その行為については、思い留まった。
船内では、限定販売の「和牛肉まん」なるものが、売られていた。
1個300円というその価格に、一瞬躊躇したものの、「限定」というフレーズにからっきし弱い私は、やや逡巡しつつも、購入。
「あん」に入れられた和牛は、しっかり歯ごたえがあり、咀嚼すると、じゅわっとビーフ由来の甘味が、口中をしっとり潤す!
旅先で気が緩んでいたとはいえ、この肉まんに300円と言う大枚を費やしたことに、まったく後悔は無い。
機会があれば、また喰いたいと思う。これ、ホント。
肉まんをほおばっているうちに、砕氷船おーろらは、流氷の浮かぶポイントへと、辿り着いた。
いやはや、この風景は、まるで自分が北極か南極に辿りついたのではないかと、そんな気分になってしまう。
流氷ポイントでは、外気も、なにかすぅーっと冷えたかのように、鼻腔を冷却させてくれるのだ。
砕氷船の軌跡のエメラルドグリーンと、流氷のスノーホワイトとの、コントラストが、美しい。
流氷に感動していた私たちの前に、海猫くんがやってきて、目の前に降り立った。
海猫をこんなに至近距離で見るのは、生まれてはじめてのことである。
その眼光は鋭いが、人間に攻撃を仕掛けるような気配は無く、なにかを辛抱強く待っているかのような表情。
おそらくは、人間がなにかエサをくれるのを、期待していたのでありましょう。
船の軌跡で白い氷が割れ、海水のエメラルドグリーンと溶けあっていく。
流氷っていうのは、ただそれを観るだけでも、なんだか非常に面白い!
当初の想像を遥かに上回る、エクセレントかつインプレッシヴな体験に、私は感動のオーラに包まれる。
航海中、「おーろら2号」とも、遭遇。
乗船していた人間同士、大きく手を振り合って、この感動を分かち合う。
16時18分、「おーろら」、無事帰還。
流氷破砕船乗船は、想像を遥かに越える面白さだった。
今回のプチ旅を企画立案した妻に、激しく感謝である。
そして16時32分。
「道の駅 流氷街道網走」からタクシーに乗り、JR網走駅に到着。
流氷破氷船乗場⇔JR網走駅間にはバスも出ているが、成人4名ならば、タクシーを使った方が時間の融通は効くし、料金的にもむしろお得かもしれない。
17時ちょっと前。
網走駅構内の「(株)モリヤ商店」にて、夕食としての駅弁「かにめし弁当」を購入。
そして17時18分発の札幌行オホーツク8号に、我々一家は乗り込んだのであった。
駅のそばのローソンで、缶ビール&おつまみを買い込み、札幌までの時間をつぶす。
「かにめし弁当」に手を付けたのは、18時過ぎ。
かにの甘みと椎茸のしょっぱさがランデヴーを奏で、きわめて満足のディナーとなった。
「行きはよいよい、帰りはこわい」とはよく言ったもので、帰りのJR乗車約5時間は、ホント、長かった。
真っ暗で、風景は何も見えないし・・・
そんな中。長女は暇つぶしに、愛犬チャロ君の大好きな「ライオンくん」と「ヒツジさん」を。
「暇人画伯」こと次女は、「幼犬時代&現在のチャロ君」を。
共に「下書きなしのフリーハンド」で、ボールペンを使用して描いていた。
札幌に到着したのは、22時48分。
充実していたが、長い一日でもあった(^^;
だが、日曜日しっかり休んで、月曜の仕事に備えることができるのは、良い。
当初は無謀かと思った「札幌⇔網走間日帰りの旅」だが、総合的に考えると、これはなかなか良い企画だった。
実に愉しい「日帰りぷらり旅」であった(^^)
妻の発案により、その日のおつまみは「鮭とチーズのミルフィーユ」。
「”平成26年度 むらおこし特産品コンテスト”第1位にあたる経済産業大臣賞受賞」という、その製品。
妻がトドックで購入した品とのことである。
「神内商店のスモークサーモンと別海町のゴーダチーズをミルフィーユのように”層”に重ねた」という、その製品。
鮭を「イクラのタレ」に漬け込んだという点が、見逃せないチャームポイントだ。
メイン食材の「鮭」は、「シロサケ」。
しっとりとした歯ごたえで、いいあんばいの塩加減のサケに、ちょっぴりミルキィなチーズが奏でる、芳醇なハーモニー!
コレは、今のところ、我が家において本年ナンバー・ワンの、ヒット商品である。
是非、また喰おう(ヨダレ)
コープさっぽろにて、「知床どり砂肝」がお値ごろだったので、そそくさと購入。
その日のおつまみとして、食することに。
まずは、にんにくを1~2mmくらいに、薄くスライス。
フライパンに油を熱し、食べやすい大きさに切った砂肝とにんにくスライスを、中火で炒める。
8割方火が通ったところで、フタをして、弱火で数分蒸す。
塩こしょうで味付けして、完成である。
コリコリ感とむにゅっと感が同居した、、この砂肝。
ガーリック&ソルトペッパーが、グイグイとビール(発泡酒)を進ませ、私は幸せの骨頂に陥る。
ベリーナイスなおつまみであった。また作ろう。
これが、もう、30年くらい前になってしまったのか。
拓郎・陽水・中村あゆみ・・・なんと豪華なキャストなのだろう。
この時代の日本のミュージックシーンは、良かったなぁ。
ここのところ、世代を越えて誰もが知ってるヒット曲が、途絶えて久しい。
そして、私が歌える最新のヒット曲は、「だんご三兄弟」かもしれない・・・
町内会のボウリング大会で「スペア賞」としてGETした、「麺’s味工房 味噌ラーメン」が、その日のランチ。
それは、100均でおなじみである「(株)麺のスナオシ」の製品だった。
別袋は「特製スープ 具材入」の、1袋のみ。
調理するのが煩雑でなくて、大いによろしい。
プラスティックごみ削減の観点からも、評価すべきポイントでありましょう。
待ち時間は4分と、カップめんとしては、やや長め。
具の密度がやや薄目ながらも、端整な顔立ちで、それは出来あがった。
その麺は、私を4分間も待たせただけあって、コシとしなやかさがなかなかの、悪くない仕上がり。
スープも濃厚ではないが、モノ足りなさを感じることもなく、これまた悪くない。
具材も、絶対量こそ少なめなものの、種類自体はコーン・人参・キャベツ・ゴマと、色彩感も配慮されたラインナップ。
肉系具材が入っていないのは残念だったが、全体としての仕上がりは、決して悪くない。
総じて言えば、悪くない、おおむね満足の、ランチでありました。
2月5日の日曜日。
本来、札幌は、この時期「雪まつり」開催目前で、厳寒であるハズなのだ。
だが、忍び寄る地球温暖化の影響か、路面は雪融けでびしょびしょの状態。
まるで、3月の様な、風情だった。
なので、愛車のレガシィ2.0i(5MT)も、泥だらけ。
本来。私の住む地域においてのこの時期の洗車は、いろいろな部分が凍結してしまうので、好ましくない。
だがしかし。このように泥だらけの愛車を、潔癖症の私は、放置しておくことはできなかったのだ。
なので、やんごとなく、「ドライブスルー洗車」を敢行。
蛇足ながら。
私の前で洗車しているクルマは、あの素晴らしい「ニューインプレッサ」だった。
そして、私のクルマの洗車の番が、やってきた。
この巨大なブラシが、回転しながらじわじわとフロントスクリーンに近付いてくる際は、いつも、緊張してしまう。
この乾燥機も、クルマのカタチを認識して、決してぶつかることはないのだが・・・
センサーが故障して、大惨事になってしまう可能性はゼロではないと、ネガティヴシンキングな傾向のある私は、いつも杞憂する。
まあ、とりあえず。
今回も無事に洗車を終えることができて、ホッとした。
お手軽な「ドライブスルー洗車」ではあるが、マイレガシィは十二分に輝きを取り戻したように見える。
ワックス掛けについては、雪が溶けて川になって流れて行ってから、敢行したいと思う。
さて、1月15日~2月5日にかけての燃費です。
燃費計数値は前回計測時と全く同じ、9.3km/L。
366.7kmの走破で、42.37Lの給油。
満タン法燃費は8.7km/Lと、これまた前回とまったく同じ数字でした。
ガソリン価格が、意外に上がっていないのは、喜ばしいですネ。
日曜日。
家にいた妻&長女と昼食について協議したところ、「吉山商店のラーメンがイイ!」ということに、相成った。
しかしながら、ちょうどお昼時だったためか、そこは駐車場も満車状態の、激混み!
なので、仕方なく、周辺をクルマで徘徊していた。
そうすると、道路脇の赤い「ラーメン」の幟とともに、「さのまる」というお店が、目に飛び込んで来た。
駐車場も空いていたため、このお店でラーメンをいただくということで、3名の意見は合致した。
12時55分に、そこに入店。
店内は空いており、テーブル席に座ることができた。
暖簾には、妻が大好きな「さがみ屋製麺」の文字が、確認できる。
「泡」と書かれた青い提灯の存在が、謎めいていたが・・・
ここのラーメンのスープは、無化調でなおかつ、クリーミーかつコラーゲンたっぷりのガラスープ・・・であるとのこと。
ここで私は、ひょっとしたら「麺や けせらせら」のようなスープなのかもしれない・・・と、想像した。
私は「特級たまりマー油仕立て」というサブネームの「鶏パイタンブラックーマ」(880円)を。
妻は「元祖札幌泡仕立て」の「鶏パイタンエスプーマ」(770円)を。
長女は「スタッフオススメ!!」の「正油らーめん」(730円)を、それぞれチョイス。
それにプラスして、「さのまる名物炭焼き」の「豚かば重」(小:380円)もオーダーし、3人でシェアしていただくことに。
13時07分。
まずは「豚かば重」が供された。
炭火のかほりに、タレもいいあんばいのあまじょっぱさで、じゅわっとナイスなお味!
今回我々一家はこれを「サイドオーダー的役割」で注文したのだが、これの「大(650円」あたりをメインデッシュにしたとしても、非常に満足できそうである。
そして13時08分。
まずは長女オーダーの「正油らーめん」が運ばれてきた。
見た目は意外にオーソドックスながらも、スープはコラーゲン由来のとろみが強そうである。
長女曰く、「スープも麺も美味しかった!」とのこと。
続いて、妻オーダーの「鶏パイタンエスプーマ」がお目見え。
真白く泡立ったそのノッペラボーのような、ルックス!
この写真を見て、これがラーメンだと言い当てられる人は、ほとんど居ないことでありましょう。
そして、私が「鶏パイタンブラックーマ」とご対面したのは、13時09分だった。
粉末海苔で描かれた、「一」の文字。
スープに咲く花のような、キクラゲ。
この揚げ昆布は、カリッとサクッと、おつまみ的食感。
これをスープに泳がせて、お味の変化を愉しむのも、一興と思われる。
半熟ゆで卵は、まるで潤んだ瞳で、愛する私を見つめているかのようだ。
赤さを残すチャーシューは、スモークベーコン的な情緒である。
さがみや製の麺は、もっちり感も上々に、スープをしっかりと絡みつける。
というか、スープ自体にとろみというか粘着感があるから、たとえそれがストレート麺だったとしても、ねっとりと絡みついてくると思われるが・・・
まるでウインナコーヒーを思わせる、その泡スープ!
黒マー油と濃厚鶏スープは、組んずほぐれつ情熱的に、愛し合っている。
そしてその愛の結晶の泡は、私の唇を、まとわりつくように、濡らす。
「清純な白身と潤んだ黄身のゆで卵」は、スープに浸すと一気に大人びて、まるでピータンのようなあばずれに変貌する。
スープを飲み進むと、それまでは存在が隠されていた「メンマ」を発掘!
チャーシューも、このブラッキーな泡立ちのお風呂にしっかり浸して、いただくのが王道でありましょう。
そして13時19分。
丼に残された泡スープの軌跡は、まるで水墨画のようである。
そして、その泡のねぱねぱは、唇と口中に、しばらくの時間、存在感を残す。
ここ数年で一番の、超個性派ラーメン。
私個人は、大いに、認めたい。
蛇足ながら、妻は、私の考えとは、やや違っているようだったが・・・(^^;
土曜日は、ワイフの提案により、夫婦水入らずでのランチ。
向かった先は、我々夫妻が「恋人同士だった時代」から、ランチ御用達のお店として君臨する「プー横丁」。
12時37分にそこに到着した。
クラシカルでウッディかつ、やや暗めのその空間は、心あずましい場所である。
お昼時とあってか、店内は大変賑わっており、ほぼ満席であった。
テーブルに置かれた「ぼく かぶとむし」。
これが、この席に置かれた、メニューの表紙なのだ。
ワイフのチョイスは「シーフード ドリア」(税込830円)。
そして私は「魚介のスペイン風 おじや」(税込830円)を選択。
12時40分にオーダーした。
書棚に置かれていた「高橋留美子傑作短編集2」を読みながら、料理が来るのを待つ。
ところで。高橋留美子氏といえば、私が思い出すのは、やはり「めぞん一刻」である。
そのコミックスは我が家に現存するので、いつか機会があれば、ご紹介したい。
そして12時57分。いよいよ料理達が、目前に。
これは、ワイフオーダーの「シーフード ドリア」。
私オーダーの「魚介のスペイン風 おじや」。
それは、石鍋にて、ふつふつと沸騰したアッツアツの状態で、供された(^^)
甘みと酸味のトマトソースをベースに、エダムチーズとバターが、まろやかさをプラス。
そこに、具材の種々のシーフードのエキスが沁みこんでおり、まさにグラッチェ・グラッチェ!
一見リゾットのようだが、お米の粘り具合が、まぎれもなく「おじや」なのだ。
殻ごと入った、ムール貝。
ぷりんと肉厚な、ホタテ。
イカに、タラ。
このエビは、しっかりと火が通っているので、殻も柔らかく、丸ごと食すことができる。
13時11分。
まずは、おじや完食である。
そして13時18分、アフターコーヒーを愉しむ。
コーヒーは、「食事と一緒に注文」の場合は、税込200円。
深く・香ばしく・雑味のない、その味わい。
ワイフが、「ウチもインスタントコーヒーをやめて、レギュラーコーヒーにしようか!」と思わず口走るほどの、美味さである。
素晴らしい、至福のサタデイ・アフタヌーン。
価格もリーズナブルで、雰囲気最高のカフェレストラン「プー横丁」。
ここに、私の心の置き場がある。是非、また来よう。
ミニチュアダックスのチャロ君の大好きなおもちゃは「ヒツジさん」だった。
だが、ここ数年。なぜかその製品は、我が家の近所のペットショップでは「販売休止」となっていた。
しかしながら、先日。妻がその「ヒツジさん」が、久々に店頭に並んでいるのを発見!
チャロ君へのおみやげとして、買ってきてくれた。
数年ぶりの「ヒツジさん」の姿に、彼の瞳は、クギ付けに!
そして、ヒツジさんの尻尾から、夢中でかみかみ。
いまは純白に輝くこのヒツジさんが、彼の唾液で真っ黒になってしまうのも、そう遠い日ではないでありましょう・・・(^^;
我が家においては、節分には「恵方巻に見立てた手巻き寿司」を食すのが、慣わしとなっている。
今年は「おおよそ北北西」の方向を向いて、それにかぶりついた。
ネタは「納豆チーズ」「アボカド」「サーモン」「まぐろ」「牡蠣」という、ウチではほぼ不動のラインナップ。
しかも嬉しいことに、「暇人画伯」こと次女の大学合格が、この日確定した!
そこで大物ゲストとして急遽参戦したのが、「きのとやのケーキ」。
今年の節分は、特に、忘れられない記念日となりそうだ(^^)
今夜は、酔おう。
柳ジョージ氏の、ブルージーで、深い優しさのハートフルな世界に、酔いしれたい。
我が家に数あるカップめんの在庫の中から、その日はエースコックの「トリまみれの濃厚鶏そば」をチョイス。
ローソンで税込257円もした品なので、プレミアムなランチだったと言っていいかもしれない。
別袋は、先入れの「かやく」と、後入れの「粉末スープ」「特製ペースト」の、計3種。
作る手間的には、カップめんの標準くらいであると、言えましょう。
「特製ペースト」は、フタの上で温めて、よくもみほぐす必要がある。
「粉末スープ」は、別にフタの上に温める必要はないのだが、重しの役割&写真の画像のバランスをおもんぱかって、載せてみた。
待ち時間は4分と、一般的なカップめんよりも、1分長い。
それゆえか、その細麺は、細いながらも、なかなかもっちり感がある。
スープ一面に浮かんだ「鶏そぼろ」をつまむ度に、私は幸福感でじんわりと満たされていく。
そして、とろみのあるその鶏白湯スープは、まるで「けせらせらの塩らぁめん」のよう・・・とまで言うと言いすぎかもしれないが、それを連想させるポテンシャルを秘めている。
そして数個入っている「焼き目の付いた鶏だんご」は、まさにココロのボーナス!
幸せの感じ方は、人それぞれだ。
アナタが感じる幸せと、私が感じる幸せとは、ひょっとしたら違う種類のものかもしれない。
そして私は、このカップめんで、十二分に幸せを感じることができた。
そう。それで、いいのだ。
長女の成人式の日。
「京王プラザホテル札幌」の売店にて、発見してしまったのが、この「北海道限定 亀田のお土産柿の種 【キャラメル風味】【チーズ風味】」である。
実売価格は、税込1,080円だった。
この手のモノに目が無い私が、マイセルフお土産としてこれを購入したことは、コモンセンスである。
小分け包装になっているので、喰い過ぎ防止の観点からも、大いに好ましい。
製造者は、なにやらエキゾチックなネーミングの「アジカル株式会社」。
そーいえば、妻が10年前に沖縄土産にいただいてきた「沖縄限定 島とうがらし味 柿の種」も、同社製造であった。
この会社は、亀田製菓のグループ企業なのだ。
まずは【キャラメル風味】から、いただいてみた。
キャラメルというよりは、メープルシロップ的な、芳ばしい甘みを感じる。
初期の「ジンギスカンキャラメル」のように奇妙キテレツなお味ではなく、大人のお菓子として、スロウでメロウにいただける。
続いていただいたのは、【チーズ風味】。
口にして最初に思ったのは、「どっかで食べた味だなぁ・・・」ということ。
熟考の末、それが、他社ではあるが「チーズおかき」であることを、私は遠い記憶の引き出しから引きずり出した。
もちろん、ビール(発泡酒)に合うこと、この上なし!
この製品。税込1,080円と言う価格は、若干微妙ながらも、また自分のために、買って食べてみたい。