獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

JRで日帰りぷらり旅 日帰り網走流氷観光

2017年02月13日 | グルメ&観光




 2月11日土曜日。
 妻の企画により、一家4人で「JRで日帰りぷらり旅 日帰り網走流氷観光」へと出かけた。


 それは、「札幌⇔網走 JR往復券」と「網走流氷観光破氷船おーろら乗船券」がセットになったプランなのだ。
 「札幌~網走間の往復日帰り」というのは、私も50年弱の人生において、未体験ゾーンである。
 私は、これはかなりハードなスケジュールになるのだろうと、想像し、武者震いしていた。



 6時45分。
 まずは札幌駅構内の「弁菜亭」にて、朝食用としての駅弁を物色。


 オホーツクへの旅立ちに向けて気分が高揚していた私は、ほとんど迷うことなく、「特別企画 札幌駅弁 よくばり膳」をチョイス。
 これは、札幌駅の人気4大駅弁である「石狩鮭めし」「海鮮えぞ賞味」「知床とりめし」「ひぐまの笹寿司」が四味一体となっている、欲ばりな私にうってつけの駅弁なのだ。







 そして我々一家は、7時21分発の網走行き「特急オホーツク1号」に、駅弁と夢を抱えて、乗り込んだのである。



 7時28分。
 列車も無事発車し、気分も落ち着いたので、「札幌駅弁よくばり膳」を、おごそかにいただくことに。


 左上:鮭のほぐし身+錦糸卵+いくらがキャッチ―な、「石狩鮭めし」。
 左下:北海道の雄大な自然環境で育てられた「知床どり」使用の、「知床とりめし」。
 右下:カニ・イクラ・ウニという蝦夷を代表する海の幸が三つ巴となった、「海鮮えぞ賞味」。
 

 そしてこちらは、「ひぐまの笹寿司」の「厚切りサーモン」


 そして、同じく「鰊親子」である。

 さて、この「札幌駅弁よくばり膳」。
 4種の弁当のそれぞれの良さを味わうことはできたものの・・・
 なんというか、たとえば「石狩鮭めし」を喰うと、それをもっと目いっぱい喰いたくなってしまうし、「知床とりめし」「海鮮えぞ賞味」「ひぐまの笹寿司」も然りである。
 そこはかとなく、「4種の駅弁の試食をした」といった、風情。
 なので、「美味しかったけれど、喰い足りない感が残ってしまう」という、微妙な感じであった。
 次回駅弁をいただくときは、今回の「4種の駅弁のうちどれかひとつ」に的を絞って、それをしっかりといただいてみたいと思う。そして、その方が、きっとシアワセを感じることができるハズだ。

 

 特急オホーツク1号は、順調に走った。
 8時08分。車窓から「暑寒別岳」を望む。
 そして午前9時には、旭川を通過。
 旭川までは、本当に速く感じられ、札幌~旭川間がJRだとほぼ1時間半で着いてしまうという事実に、あらためて驚愕した。



 だがしかし。
 旭川を過ぎて、石北本線に入ってからが、けっこう長かった(^^;
 この時季の風景は、ほぼ白と黒で単調だし・・・
 なにかヒグマとかオジロワシとか変わった動物でも発見できれば、退屈しのぎになったのかもしれないですが。
 9時28分に車窓から見えたのは、たぶん「天塩岳」だと、思われます。



 そして12時42分。
 ほぼ定刻通りに、特急オホーツク1号は、網走駅に到着した。





 さて、ちょうどお昼時でもあるし、まずは腹ごしらえすることに。
 駅を出て、左手方向に歩くこと、数分。


 12時58分に、「廻転寿し かに源 網走店」に、到着。
 港町の回転ずしは、あなどれないウマさであることを、我々夫妻は、経験上知っている。


 入店し、席につくやいなや、「サービスです!」と、なんと人数分の「お吸い物」が、供された。
 なんとも嬉しいサプライズに、網走日帰り観光は、のっけから好スタートの予感である。


 湯呑みに描かれたカニさんのイラストが、なんとも愛らしい。




 「廻転寿し」と看板にはあるものの、このお店。
 実際には、すし皿は、ひとつも回っていない。
 基本的には、紙にオーダーを書きこんで渡す「注文制」である。
 価格のリーズナブルさもさることながら、やはりネタは「オホーツク感たっぷり」である(^^)


 まずは、「かにみそ」から。
 濃厚ながらも、決してしつこくない、まさにそれはモルトの味わい。


 そして、「たこわさび」!
 ぷりっとつるんと、潮のかほりが、口中に拡がる。












 女性陣は、「いくら」「ねぎとろ」「サーモン」「まぐろ」「やりいか」「えんがわ」等、おのおのが喰いたいものを、順次オーダーしていた。




 私は、メインディッシュとして、まずは「ぜいたくミニ海鮮」を、チョイス。


 そして汁物として、やはりオホーツク名物の「かに汁」を、いただかないワケにはいきますまい。




 それは、アブラガニやズワイカニのダシが抽出され、極めて美味。
 加えて、それらカニの身も、しっかりとプリインストール!
 

 キラキラとかがやく「ほたて」は、ぷりっと甘く、きゅっとした歯応え。
 私が物心ついてから味わったホタテのうちで、まさしくBESTであった。
 これ、ホント。


 「牡蠣」も、スッキリと雑味なく、まさに「潮」の味わい!


 「かにのふんどし」も、見逃せない逸品。


 馬肉食推進派の私は、「霜降り馬トロ」で、ここでの〆とした。


 次女がデサートとしてチョイスしたのは PA≒パイナップルである。


 13時47分。
 一家4人で、喰いも喰ったり32皿!
 じつにシアワセな、ランチタイムでありました。



 さて。次の目的地に向かうため、我々一家はタクシーを拾いに、網走駅へととんぼ返り。
 その道すがら。
 13時52分に、道路沿いのガソリンスタンドで見つけたのが、ドラえもん&ピカチュウの雪像である。





 網走駅から、タクシーで走ること数分。
 「道の駅 流氷街道網走」に到着したのは、14時であった。


 この道の駅はすなわち「網走流氷観光破氷船 おーろら」の、発着港なのだ。
 出航時間は15時30分。
 やや時間があったので、道の駅内部を探索することに。


 網走が「海の幸の宝庫」であるということを、この「お魚カレンダー」により学習し、そして我々は体感した。


 2階飲食コーナーのメニューである「オホーツク網走ザンギ丼」「千貝柱塩ラーメン」「かに飯」「牛トロ丼」は、いずれも極めて魅力的!
 この日は回転ずしで満腹だったため、喰うことは叶わなかったが・・・
 今度網走を訪れることがあったなら、これらのうちどれかを、食してみたい。



 この船が、我々一家が乗船予定の「おーろら」である。
 

 15時に入船。
 バケツに入った本物の流氷が、展示されていた。
 触ると、当たり前だが、氷の冷たさ!
 舐めるとどんな味がするのか、じつに興味深かったのだが、もう若者ではない私は、その行為については、思い留まった。


 船内では、限定販売の「和牛肉まん」なるものが、売られていた。
 1個300円というその価格に、一瞬躊躇したものの、「限定」というフレーズにからっきし弱い私は、やや逡巡しつつも、購入。 


 「あん」に入れられた和牛は、しっかり歯ごたえがあり、咀嚼すると、じゅわっとビーフ由来の甘味が、口中をしっとり潤す!
 旅先で気が緩んでいたとはいえ、この肉まんに300円と言う大枚を費やしたことに、まったく後悔は無い。
 機会があれば、また喰いたいと思う。これ、ホント。


 肉まんをほおばっているうちに、砕氷船おーろらは、流氷の浮かぶポイントへと、辿り着いた。


 いやはや、この風景は、まるで自分が北極か南極に辿りついたのではないかと、そんな気分になってしまう。
 流氷ポイントでは、外気も、なにかすぅーっと冷えたかのように、鼻腔を冷却させてくれるのだ。


 砕氷船の軌跡のエメラルドグリーンと、流氷のスノーホワイトとの、コントラストが、美しい。




 流氷に感動していた私たちの前に、海猫くんがやってきて、目の前に降り立った。
 海猫をこんなに至近距離で見るのは、生まれてはじめてのことである。
 その眼光は鋭いが、人間に攻撃を仕掛けるような気配は無く、なにかを辛抱強く待っているかのような表情。
 おそらくは、人間がなにかエサをくれるのを、期待していたのでありましょう。
 



 船の軌跡で白い氷が割れ、海水のエメラルドグリーンと溶けあっていく。
 流氷っていうのは、ただそれを観るだけでも、なんだか非常に面白い!
 当初の想像を遥かに上回る、エクセレントかつインプレッシヴな体験に、私は感動のオーラに包まれる。


 航海中、「おーろら2号」とも、遭遇。
 乗船していた人間同士、大きく手を振り合って、この感動を分かち合う。






 16時18分、「おーろら」、無事帰還。
 流氷破砕船乗船は、想像を遥かに越える面白さだった。
 今回のプチ旅を企画立案した妻に、激しく感謝である。

 

 そして16時32分。
 「道の駅 流氷街道網走」からタクシーに乗り、JR網走駅に到着。
 流氷破氷船乗場⇔JR網走駅間にはバスも出ているが、成人4名ならば、タクシーを使った方が時間の融通は効くし、料金的にもむしろお得かもしれない。
 
 

 17時ちょっと前。
 網走駅構内の「(株)モリヤ商店」にて、夕食としての駅弁「かにめし弁当」を購入。






 そして17時18分発の札幌行オホーツク8号に、我々一家は乗り込んだのであった。


 駅のそばのローソンで、缶ビール&おつまみを買い込み、札幌までの時間をつぶす。




 「かにめし弁当」に手を付けたのは、18時過ぎ。
 かにの甘みと椎茸のしょっぱさがランデヴーを奏で、きわめて満足のディナーとなった。






 「行きはよいよい、帰りはこわい」とはよく言ったもので、帰りのJR乗車約5時間は、ホント、長かった。
 真っ暗で、風景は何も見えないし・・・
 そんな中。長女は暇つぶしに、愛犬チャロ君の大好きな「ライオンくん」と「ヒツジさん」を。
 「暇人画伯」こと次女は、「幼犬時代&現在のチャロ君」を。
 共に「下書きなしのフリーハンド」で、ボールペンを使用して描いていた。


 
 札幌に到着したのは、22時48分。
 充実していたが、長い一日でもあった(^^;
 だが、日曜日しっかり休んで、月曜の仕事に備えることができるのは、良い。
 当初は無謀かと思った「札幌⇔網走間日帰りの旅」だが、総合的に考えると、これはなかなか良い企画だった。
 実に愉しい「日帰りぷらり旅」であった(^^) 

コメント (6)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鮭とチーズのミルフィーユ

2017年02月12日 | モノローグ


 妻の発案により、その日のおつまみは「鮭とチーズのミルフィーユ」。
 「”平成26年度 むらおこし特産品コンテスト”第1位にあたる経済産業大臣賞受賞」という、その製品。
 妻がトドックで購入した品とのことである。



 「神内商店のスモークサーモン別海町のゴーダチーズをミルフィーユのように”層”に重ねた」という、その製品。
 鮭を「イクラのタレ」に漬け込んだという点が、見逃せないチャームポイントだ。


 メイン食材の「鮭」は、「シロサケ」。
 

 しっとりとした歯ごたえで、いいあんばいの塩加減のサケに、ちょっぴりミルキィなチーズが奏でる、芳醇なハーモニー!
 コレは、今のところ、我が家において本年ナンバー・ワンの、ヒット商品である。
 是非、また喰おう(ヨダレ) 

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

知床どり砂肝

2017年02月11日 | モノローグ


 コープさっぽろにて、「知床どり砂肝」がお値ごろだったので、そそくさと購入。
 その日のおつまみとして、食することに。


 まずは、にんにくを1~2mmくらいに、薄くスライス。


 フライパンに油を熱し、食べやすい大きさに切った砂肝とにんにくスライスを、中火で炒める。


 8割方火が通ったところで、フタをして、弱火で数分蒸す。


 塩こしょうで味付けして、完成である。


 コリコリ感とむにゅっと感が同居した、、この砂肝。
 ガーリック&ソルトペッパーが、グイグイとビール(発泡酒)を進ませ、私は幸せの骨頂に陥る。
 ベリーナイスなおつまみであった。また作ろう。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夜のヒットスタジオ 1987年12月30日

2017年02月10日 | MY FAVOURITE SONGS


 
 これが、もう、30年くらい前になってしまったのか。
 拓郎・陽水・中村あゆみ・・・なんと豪華なキャストなのだろう。
 この時代の日本のミュージックシーンは、良かったなぁ。

 ここのところ、世代を越えて誰もが知ってるヒット曲が、途絶えて久しい。
 そして、私が歌える最新のヒット曲は、「だんご三兄弟」かもしれない・・・ 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

麺’s味工房 味噌ラーメン

2017年02月09日 | 麺’s倶楽部


  町内会のボウリング大会で「スペア賞」としてGETした、「麺’s味工房 味噌ラーメン」が、その日のランチ。


 それは、100均でおなじみである「(株)麺のスナオシ」の製品だった。


 別袋は「特製スープ 具材入」の、1袋のみ。
 調理するのが煩雑でなくて、大いによろしい。
 プラスティックごみ削減の観点からも、評価すべきポイントでありましょう。


 待ち時間は4分と、カップめんとしては、やや長め。
 具の密度がやや薄目ながらも、端整な顔立ちで、それは出来あがった。


 その麺は、私を4分間も待たせただけあって、コシとしなやかさがなかなかの、悪くない仕上がり。
 スープも濃厚ではないが、モノ足りなさを感じることもなく、これまた悪くない。
 具材も、絶対量こそ少なめなものの、種類自体はコーン・人参・キャベツ・ゴマと、色彩感も配慮されたラインナップ。
 肉系具材が入っていないのは残念だったが、全体としての仕上がりは、決して悪くない。
 総じて言えば、悪くない、おおむね満足の、ランチでありました。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あまりの陽気に、やむなく洗車。

2017年02月08日 | レガシィ2.0i(5MT)


 2月5日の日曜日。
 本来、札幌は、この時期「雪まつり」開催目前で、厳寒であるハズなのだ。
 だが、忍び寄る地球温暖化の影響か、路面は雪融けでびしょびしょの状態。
 まるで、3月の様な、風情だった。


 なので、愛車のレガシィ2.0i(5MT)も、泥だらけ。
 本来。私の住む地域においてのこの時期の洗車は、いろいろな部分が凍結してしまうので、好ましくない。
 だがしかし。このように泥だらけの愛車を、潔癖症の私は、放置しておくことはできなかったのだ。
 

 なので、やんごとなく、「ドライブスルー洗車」を敢行。


 蛇足ながら。
 私の前で洗車しているクルマは、あの素晴らしい「ニューインプレッサ」だった。


 そして、私のクルマの洗車の番が、やってきた。
 この巨大なブラシが、回転しながらじわじわとフロントスクリーンに近付いてくる際は、いつも、緊張してしまう。






 この乾燥機も、クルマのカタチを認識して、決してぶつかることはないのだが・・・
 センサーが故障して、大惨事になってしまう可能性はゼロではないと、ネガティヴシンキングな傾向のある私は、いつも杞憂する。
 まあ、とりあえず。
 今回も無事に洗車を終えることができて、ホッとした。





 お手軽な「ドライブスルー洗車」ではあるが、マイレガシィは十二分に輝きを取り戻したように見える。
 ワックス掛けについては、雪が溶けて川になって流れて行ってから、敢行したいと思う。



 さて、1月15日~2月5日にかけての燃費です。
 燃費計数値は前回計測時と全く同じ、9.3km/L。




 366.7kmの走破で、42.37Lの給油。
 満タン法燃費は8.7km/Lと、これまた前回とまったく同じ数字でした。
 ガソリン価格が、意外に上がっていないのは、喜ばしいですネ。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「さのまる」の「鶏パイタンブラックーマ」

2017年02月07日 | 麺’s倶楽部

 日曜日。
 家にいた妻&長女と昼食について協議したところ、「吉山商店のラーメンがイイ!」ということに、相成った。
 しかしながら、ちょうどお昼時だったためか、そこは駐車場も満車状態の、激混み!
 なので、仕方なく、周辺をクルマで徘徊していた。

 そうすると、道路脇の赤い「ラーメン」の幟とともに、「さのまる」というお店が、目に飛び込んで来た。
 駐車場も空いていたため、このお店でラーメンをいただくということで、3名の意見は合致した。


 

 12時55分に、そこに入店。
 店内は空いており、テーブル席に座ることができた。
 暖簾には、妻が大好きな「さがみ屋製麺」の文字が、確認できる。
 「泡」と書かれた青い提灯の存在が、謎めいていたが・・・


 ここのラーメンのスープは、無化調でなおかつ、クリーミーかつコラーゲンたっぷりのガラスープ・・・であるとのこと。
 ここで私は、ひょっとしたら「麺や けせらせら」のようなスープなのかもしれない・・・と、想像した。


 私は「特級たまりマー油仕立て」というサブネームの「鶏パイタンブラックーマ」(880円)を。
 妻は「元祖札幌泡仕立て」の「鶏パイタンエスプーマ」(770円)を。
 長女は「スタッフオススメ!!」の「正油らーめん」(730円)を、それぞれチョイス。


 それにプラスして、「さのまる名物炭焼き」の「豚かば重」(小:380円)もオーダーし、3人でシェアしていただくことに。


 13時07分。
 まずは「豚かば重」が供された。
 炭火のかほりに、タレもいいあんばいのあまじょっぱさで、じゅわっとナイスなお味!
 今回我々一家はこれを「サイドオーダー的役割」で注文したのだが、これの「大(650円」あたりをメインデッシュにしたとしても、非常に満足できそうである。


 そして13時08分。
 まずは長女オーダーの「正油らーめん」が運ばれてきた。
 見た目は意外にオーソドックスながらも、スープはコラーゲン由来のとろみが強そうである。
 長女曰く、「スープも麺も美味しかった!」とのこと。


 続いて、妻オーダーの「鶏パイタンエスプーマ」がお目見え。
 真白く泡立ったそのノッペラボーのような、ルックス!
 この写真を見て、これがラーメンだと言い当てられる人は、ほとんど居ないことでありましょう。


 そして、私が「鶏パイタンブラックーマ」とご対面したのは、13時09分だった。


 粉末海苔で描かれた、「一」の文字。


 スープに咲く花のような、キクラゲ。


 この揚げ昆布は、カリッとサクッと、おつまみ的食感。
 これをスープに泳がせて、お味の変化を愉しむのも、一興と思われる。


 半熟ゆで卵は、まるで潤んだ瞳で、愛する私を見つめているかのようだ。


 赤さを残すチャーシューは、スモークベーコン的な情緒である。


 さがみや製の麺は、もっちり感も上々に、スープをしっかりと絡みつける。
 というか、スープ自体にとろみというか粘着感があるから、たとえそれがストレート麺だったとしても、ねっとりと絡みついてくると思われるが・・・


 まるでウインナコーヒーを思わせる、その泡スープ!
 黒マー油と濃厚鶏スープは、組んずほぐれつ情熱的に、愛し合っている。
 そしてその愛の結晶の泡は、私の唇を、まとわりつくように、濡らす。
 

 「清純な白身と潤んだ黄身のゆで卵」は、スープに浸すと一気に大人びて、まるでピータンのようなあばずれに変貌する。


 スープを飲み進むと、それまでは存在が隠されていた「メンマ」を発掘!


 チャーシューも、このブラッキーな泡立ちのお風呂にしっかり浸して、いただくのが王道でありましょう。


 そして13時19分。
 丼に残された泡スープの軌跡は、まるで水墨画のようである。
 そして、その泡のねぱねぱは、唇と口中に、しばらくの時間、存在感を残す。
 ここ数年で一番の、超個性派ラーメン。
 私個人は、大いに、認めたい。
 蛇足ながら、妻は、私の考えとは、やや違っているようだったが・・・(^^;

コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ワイフと「プー横」ランチ

2017年02月06日 | グルメ&観光


 

 土曜日は、ワイフの提案により、夫婦水入らずでのランチ。
 向かった先は、我々夫妻が「恋人同士だった時代」から、ランチ御用達のお店として君臨する「プー横丁」。
 12時37分にそこに到着した。




 クラシカルでウッディかつ、やや暗めのその空間は、心あずましい場所である。
 お昼時とあってか、店内は大変賑わっており、ほぼ満席であった。
 

 テーブルに置かれた「ぼく かぶとむし」。
 これが、この席に置かれた、メニューの表紙なのだ。


 ワイフのチョイスは「シーフード ドリア」(税込830円)。


 そして私は「魚介のスペイン風 おじや」(税込830円)を選択。
 12時40分にオーダーした。


 書棚に置かれていた「高橋留美子傑作短編集2」を読みながら、料理が来るのを待つ。

 ところで。高橋留美子氏といえば、私が思い出すのは、やはり「めぞん一刻」である。
 そのコミックスは我が家に現存するので、いつか機会があれば、ご紹介したい。


 そして12時57分。いよいよ料理達が、目前に。
 これは、ワイフオーダーの「シーフード ドリア」。


 私オーダーの「魚介のスペイン風 おじや」。
 それは、石鍋にて、ふつふつと沸騰したアッツアツの状態で、供された(^^)


 甘みと酸味のトマトソースをベースに、エダムチーズとバターが、まろやかさをプラス。
 そこに、具材の種々のシーフードのエキスが沁みこんでおり、まさにグラッチェ・グラッチェ!
 一見リゾットのようだが、お米の粘り具合が、まぎれもなく「おじや」なのだ。


 殻ごと入った、ムール貝。


 ぷりんと肉厚な、ホタテ。


 イカに、タラ。


 このエビは、しっかりと火が通っているので、殻も柔らかく、丸ごと食すことができる。


 13時11分。
 まずは、おじや完食である。


 そして13時18分、アフターコーヒーを愉しむ。
 コーヒーは、「食事と一緒に注文」の場合は、税込200円。
 深く・香ばしく・雑味のない、その味わい。
 ワイフが、「ウチもインスタントコーヒーをやめて、レギュラーコーヒーにしようか!」と思わず口走るほどの、美味さである。


 素晴らしい、至福のサタデイ・アフタヌーン。
 価格もリーズナブルで、雰囲気最高のカフェレストラン「プー横丁」。
 ここに、私の心の置き場がある。是非、また来よう。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひさびさの「ヒツジさん」

2017年02月05日 | チャロ君&くまちゃん


 ミニチュアダックスのチャロ君の大好きなおもちゃは「ヒツジさん」だった
 だが、ここ数年。なぜかその製品は、我が家の近所のペットショップでは「販売休止」となっていた。
 しかしながら、先日。妻がその「ヒツジさん」が、久々に店頭に並んでいるのを発見!
 チャロ君へのおみやげとして、買ってきてくれた。


 数年ぶりの「ヒツジさん」の姿に、彼の瞳は、クギ付けに!


 そして、ヒツジさんの尻尾から、夢中でかみかみ。
 いまは純白に輝くこのヒツジさんが、彼の唾液で真っ黒になってしまうのも、そう遠い日ではないでありましょう・・・(^^;

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年はおおよそ北北西

2017年02月04日 | 我が家の食卓


 我が家においては、節分には「恵方巻に見立てた手巻き寿司」を食すのが、慣わしとなっている。
 今年は「おおよそ北北西」の方向を向いて、それにかぶりついた。
 ネタは「納豆チーズ」「アボカド」「サーモン」「まぐろ」「牡蠣」という、ウチではほぼ不動のラインナップ。


 しかも嬉しいことに、「暇人画伯」こと次女の大学合格が、この日確定した!
 そこで大物ゲストとして急遽参戦したのが、「きのとやのケーキ」。
 今年の節分は、特に、忘れられない記念日となりそうだ(^^) 

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

柳ジョージ ソロ・ライヴ プレミアム・ナイツ

2017年02月03日 | MY FAVOURITE SONGS

 今夜は、酔おう。
 柳ジョージ氏の、ブルージーで、深い優しさのハートフルな世界に、酔いしれたい。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エースコック トリまみれの濃厚鶏そば

2017年02月02日 | 麺’s倶楽部




 我が家に数あるカップめんの在庫の中から、その日はエースコックの「トリまみれの濃厚鶏そば」をチョイス。
 ローソンで税込257円もした品なので、プレミアムなランチだったと言っていいかもしれない。


 別袋は、先入れの「かやく」と、後入れの「粉末スープ」「特製ペースト」の、計3種。
 作る手間的には、カップめんの標準くらいであると、言えましょう。


 「特製ペースト」は、フタの上で温めて、よくもみほぐす必要がある。
 「粉末スープ」は、別にフタの上に温める必要はないのだが、重しの役割&写真の画像のバランスをおもんぱかって、載せてみた。


 待ち時間は4分と、一般的なカップめんよりも、1分長い。


 それゆえか、その細麺は、細いながらも、なかなかもっちり感がある。


 スープ一面に浮かんだ「鶏そぼろ」をつまむ度に、私は幸福感でじんわりと満たされていく。
 そして、とろみのあるその鶏白湯スープは、まるで「けせらせらの塩らぁめん」のよう・・・とまで言うと言いすぎかもしれないが、それを連想させるポテンシャルを秘めている。


 そして数個入っている「焼き目の付いた鶏だんご」は、まさにココロのボーナス


 幸せの感じ方は、人それぞれだ。
 アナタが感じる幸せと、私が感じる幸せとは、ひょっとしたら違う種類のものかもしれない。
 そして私は、このカップめんで、十二分に幸せを感じることができた。
 そう。それで、いいのだ。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北海道限定 亀田のお土産柿の種 【キャラメル風味】【チーズ風味】

2017年02月01日 | モノローグ


 長女の成人式の日。
 「京王プラザホテル札幌」の売店にて、発見してしまったのが、この「北海道限定 亀田のお土産柿の種 【キャラメル風味】【チーズ風味】」である。
 実売価格は、税込1,080円だった。
 この手のモノに目が無い私が、マイセルフお土産としてこれを購入したことは、コモンセンスである。


 小分け包装になっているので、喰い過ぎ防止の観点からも、大いに好ましい。


 製造者は、なにやらエキゾチックなネーミングの「アジカル株式会社」。
 そーいえば、妻が10年前に沖縄土産にいただいてきた「沖縄限定 島とうがらし味 柿の種」も、同社製造であった。
 この会社は、亀田製菓のグループ企業なのだ


 まずは【キャラメル風味】から、いただいてみた。


 キャラメルというよりは、メープルシロップ的な、芳ばしい甘みを感じる。
 初期の「ジンギスカンキャラメル」のように奇妙キテレツなお味ではなく、大人のお菓子として、スロウでメロウにいただける。


 続いていただいたのは、【チーズ風味】。

 
 口にして最初に思ったのは、「どっかで食べた味だなぁ・・・」ということ。
 熟考の末、それが、他社ではあるが「チーズおかき」であることを、私は遠い記憶の引き出しから引きずり出した。
 もちろん、ビール(発泡酒)に合うこと、この上なし!
 
 この製品。税込1,080円と言う価格は、若干微妙ながらも、また自分のために、買って食べてみたい。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チャロ君写真館 ’08.12.1~’10.11.28

チャロ君写真館 ’10.12.18~’11.12.24

チャロ君写真館 ’12.01.01~’12.12.24

チャロ君写真館 ’13.01.01~’13.12.29

チャロ君写真館 ’14.01.01~’14.12.27

チャロ君写真館 ’15.01.01~’15.12.27

Waterlogueチャロ君

チャロ君写真館 ’16.01.01~’16.06.25

チャロ君写真館 ’16.07.29~’16.12.28

チャロ君写真館 ’17.01.01~’17.12.21

チャロ君写真館 2018

チャロ君写真館 ’19.01.01~’19.09.07

チャロ君写真館 ’19.09.22~’19.12.31

チャロ君写真館 ’20.01.01~’20.04.27

チャロ君写真館 ’20.05.01~’20.08.26

チャロ君写真館 ’20.09.02~’20.12.31

チャロ君写真館 ’21.01.02~’21.07.21

チャロ君写真館 ’21.09.02~’21.12.31

チャロ君写真館 ’22.01.01~’22.04.30