獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

French Blue Picnic 2019(シトローエン編)

2019年09月06日 | CARS&F1

残念なことに、本年がラスト開催となってしまった、北海道のフランス車の祭典「フレンチ・ブルーピクニック」。

今夜は、最終回の「シトローエン編」を、レポートさせていただきます。

 

まずは、21世紀のシトロたちから。

「ブラン バンキーズ」のボディに、「ブルー ボッティチェリ」のルーフの組み合わせが、ホワイトラブブルースカイブルーな、「こ~ちゃん号DS3」。

このカタチに、「ノアール」のボディ+「ブラン バンキーズ」のルーフを纏うと・・・

それはシックかつスポーティーで、まるで黒ヒョウのような凛々しさとなる

 

カジュアルでいながらも、スポーティでタフギア感のある、「現行C3」も、大いに魅力的だ。

ボディカラーのコーディネーションも多彩で、きっとアナタ好みの仕様に出会うことができるでしょう💛

 

そして、最近日本国内に投入されたコンパクトSUV「C3エアクロス」が、これまた垂涎の素晴しさ

その、アヴァンギャルドな、ホイールのデザイン。

ちなみにタイヤは、進境著しい「ハンコック」の「4シーズンズ≒オールシーズンタイヤ」である。

税込車両本体価格も、300万円アンダーの、297万円

ああ、アラフォーあるいはアラフィフの、美しいのに手厳しいキャリアウーマンに、大絶賛でオススメしたい1台である

 

 

続きましては、ちょっと旧い、シトロたち。

「初代C4」がリリースされたのは、2004年。

気が付いたら、15年も経ってしまっていたのだ💦

 

ソリッドで美しい、「初代C4クーペ」。

それのスタイルは、まさに「実用的に使えるホンダCR-X」であると、私は表現したい。

 

一時期、私が「本気で欲しい」と思った1台が、この「初代C4ピカソ」。

 

そして、早くも登場から4年以上が経過した、2代目グランドC4ピカソ」。

月日の流れの速さに、驚愕せずにはいられない

 

「C6」は、日本に導入されるシトローエンの中で、「最後のビッグ・セダン」になってしまったのだろうか・・・

この凹んだリアガラスの曲面と、そこに繋がるテールランプのデザインは、まさにモダンアートでアヴァンギャルドだ

 

きわめて強い目ヂカラの、クロスオーバーSUV、「DS5」。

そのひとみは10000ボルトで、まさに地上に降りた最後の天使

 

そして、現代のシトローエンのフラッグシップである、「DS 7 CROSSBACK」。

その凛としたグラマラスなデザインは、挑んだ者だけが辿り着く、極み。

まさに走る彫刻というか、モダンアートのデカダンでありましょう。

 

続きましては、'90年代の、シトロたち。

かつて、日本の「ユーノス店」でも販売されていた、「AX」。

3ドアの「GT」よりも、この5ドア「TRS」の方が、より土着フランス車ぽくて、好もしい。

3穴のスチールホイールに、履きつぶしのスタッドレスタイヤ。

これがまさに「パリのあたりき」なのだ。

そのリヤエンドに、濃厚なシトロ風味を感じさせる、このクルマ。

当時(’90年代前半)に右ハンドル仕様が導入されていたなら、私はコレを買っていた・・・かもしれない。

これ、ホント

 

現在「プジョー106」と「フォード・クーガ」を同時所有する尾車氏が、かつてこの「BX」のオーナーだったことは、知る人ぞ知るトリビアでありましょう

 

キックアップしたサイドウインドウがアートな、「XMブレーク」。

その広いグラスエリアで、視界は大いに良好そう。

衝突安全要件が厳しくなった今、現代のクルマが失ってしまったのが、この部分だと思う。

 

そしてやっぱり、シトローエンといえば、この「初代DS」に尽きる。

今回は、ラストFBPだったからか、ゴールド&ブラックの2台そろい踏みであった。

コラム式の2ペダルMTに、1本スポークのステアリングが、1950年代の先端技術。

かつて、このクルマの室内におじゃまさせて頂いたとき

私はその柔らかいシートに深く沈み込み、「このまま溺れてしまうのではなかろうか」という、心地よい錯覚に囚われたものだ。

嗚呼、このクルマとお会いするのも、これが最後となってしまったのであろうか・・・(涙)

FBPの来年以降の存続を、私は心の底より、願ってやまない

コメント (2)
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