その日は「茂ラーメン」でのおひとりさまランチ。
11時39分にそこに到着した。
いつもながらの、トリッキーなメニューの数々!
この多様過ぎるメニューゆえ、「自称ラーメン通」の方々からは辛辣な批評を受けているこのお店。
だが、私はこのお店を、激しく愛している。
どれにしようかとの数十秒の逡巡の末、今回は「ゴロミソラーメン」をチョイス。
11時49分。
それは適正な待ち時間で、供された。
黄色味溢れる、この中太ちぢれ麺!
茹で加減も固からず緩からずで、極めて適正。
ぷりんとつるっと。まさに、サッポロラーメンの王道といえましょう。
まろやか系の味噌味に、イカゴロの風味がでしゃばらずにブレンド。
まさに「磯味みそスープ」で、どしんとほわっと、私の食道と胃壁に浸透する。
この三日月型の具は、一見タマネギかと思いきや、なんと「イカ」!
これは、「ゴロミソ」独自のトッピングのようだ。
意外性が嬉しい、お昼のプレゼントである。
チャーシューは、脂身少なく歯応えに富んだ、昔風というかトラディショナルな味わい。
このチャーシューだけは、改良の余地があるように、私個人は考える。
そして「キクラゲ」がプリインストールされているのが、なんとも不可思議だ。
ココは、この「茂ラーメン」の、昔からの特色というか「ポリシ」である。
11時59分に、完食。
あっぱれ!んまかったっす!
邪道を極めるのには、むしろ、高度なスキルが要求されるのだ。
次回は、「牛乳ミソカレーラーメン」に、チャレンジしてみたい(^^)