先日「サツエキグルメLIVE」に行った際。妻子たちが大丸でショッピングをすると言い出した。女性陣の長い買物にお付き合いするのは、苦痛以外の何物でもない。そこで私は、札幌駅から、徒歩で「日産ギャラリー札幌」に向かい、ヒマつぶしをすることに。
歩くこと約25分、そこに到着。満腹だったので、いい腹ごなしになったとも言えよう。
まず私を出迎えてくれたのは、モンテカルロラリー仕様のフェアレディ240Z。
このクルマは、元スクーデリア・フェラーリ代表の「ジャン・トッド」氏もドライビングしたという。
ジャン・トッド氏が日産のラリードライバーだったとは・・・人に歴史あり、ですなあ。
発売されたばかりの、新型ノート。
マーチとの共有部品も多いようだが、色使いやメーターパネルの意匠を変えて、なかなか上質に仕立て上げられたインテリア。
掃き出しフロアのラゲッジスペースも使いやすそうだが、この写真のクルマはディーラーオプションの「マルチラゲッジボード」(税込26,300円)を装着しているとのこと。どうせなら、標準装着にすればいいのに・・・と、私は、気弱に思う。
FF車には、スペアタイヤも標準装備。過去に幾度かパンクの憂き目に遭っている私にとって、これは大いに評価すべきポイント。「サイドエアバッグはあった方がベターだが、スペアタイヤはマストである」が、私のささやかな意見だ。
なお、4WD車の場合は、ここにデフ等が配置されるので、「パンク修理セット」に置き換えられるそうだ。残念。
こちらは、オーテック仕様のノート・ライダー。
ライダーでも安い方のグレードなので、「日産エコメーター」が省かれている。
・・・それにしても。ルノーと提携以降の日産車は、そこはかとなくフランス車的なスタイリングである。このノートにしろ、ジュークにしろ、リーフにしろ、ウイングロードにしろ。個人的には好ましく思うのだが、旧くからの日産フリークの方々は、どのように捉えているのだろうか。
いやいや、昔ながらの日産臭溢れるクルマが、今もあるではないか。それが、このGTR。
3.8リッターV6DOHCエンジンは、550psを発揮!それでいて10・15モード燃費8.7km/Lは、皮肉ではなく優秀だと思う。
そして、この男臭く、汗臭い、劇画調なインテリア。
トランクルームはゴルフバッグを飲みこむことができ、実用性も上々だ。
その価格と維持費は、非日常的としか言いようがないが・・・
とはいえ、このようなクルマを今も送り出してくれている日産に、もう、感謝するしかないのである。ありがとう。