尾車氏と共に次に見学に向かったのは、ルノーのお店である。
ルーテシア・ルノースポール(FF・6MT:税込車両本体価格299万円)。
大地に脚を踏ん張った、小粋な3ドアハッチ。
こういうスポーティーなコンパクト・ハッチは、日本ではほぼ絶滅してしまった。
私が免許を取った昭和の終わりころは、3ドアハッチのクルマ全盛期だったのだが・・・
そして、メガーヌ・ルノースポール(FF・6MT:税込車両本体価格397万円)。
やはりルノー車には、黄色が良く似合う。
タコメーターとステアリングのステッチも、黄色。
シフトノブのステッチも、黄色。
レカロのバケットシートにも黄色が散りばめられ、
シートベルトまでもが、ルノーのコーポレートカラーの黄色である。
阪神ファンではない私だが、この黒と黄色のコントラストには、実に感銘した。
ウエストラインが高く、後方視界には難がありそう。だが、この豊かなヒップラインは、このクルマならではのモノ。そこはかとなく魅惑的である。
フランス本国では3年前にメガーヌをフルモデルチェンジしているが、現在日本に入ってくるのはクーペのルノースポールのみで、しかも左ハンドル・MT仕様のみ・・・この辺が、クルマ好きの私としてはもの悲しいところだ。
まあ、私自身が輸入車を購入したことが無いので、そんなことを強く主張できる立場ではないのだが・・・