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感慨

昨日、ひとりで焼き鳥を電子レンジに入れて
待ってるあいだに思ったんだけど、
おれって、ほんと、変だな。
考えればわかりそうなことを
わざわざ試さないと気がすまないんだな。

で、やっと納得したときに
「あ、これがみんなが言ってたことかあ」っと
気がつくんだな。

手間がかかるんだな、おれは。
おれは自分が思ってるよりもかなり
変なやつだった。
だって、おれは自分のことを
人生の正統派だと思ってたもんな。
おれが変なのは、みんなが変だからだと
思っていたが、そうではなかったんだな。

きのうくったみそしるがうまかったのは
きっと、あぶらげがうまかったからだと思うんだ。
だから、おれは感謝したんだよ、その
あぶらげを作ってくれた会社に。

でも、もしおれがその会社に勤めていたとしたら
どうだろう。
きっとおれは
どーせあぶらげととーふしかつくれねー会社で
あくせく働くおれは馬鹿だぜーと
考えるだろう。

小さいことしかできないんだから
小さいことに一生懸命になればいいものを
小さいことに劣等感をもつだろう。
大きなことはできないくせに。

きのうおれはまんがを読んでいた。
佐々木倫子のおたんこなーす。

動物のお医者さんもよかったが、
これはこれでこれなりにいい。

でも、おれが佐々木倫子だったら
そう思うだろうか。

動物のお医者さんほどの作品にならなくて
あせってしまうのではなかろうか。
自分の作ったプレッシャーに
自分で負けていくのではないだろうか。
さすが、自作自演のシンガーソングライター。

だからさ、おれ、
ちっちゃくても
伝わるんだってば、信じていいぞ。
まんがはそう言っている。

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