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きみよ鳴らせ、いのちの鐘を

「きみよ鳴らせ、いのちの鐘を」

過ぎ行くものとして現在(いま)を みつめるのは不幸せの徴(しるし)
不完全な歴史のループを不完全なわがままものたちがなぞる、
としても

きみの妄想の 大伽藍が 崩れ落ちて きみは戻る
裸足の少女に 無傷の少女に

価値ある存在のきみ 潔く自滅のぞむきみ
きみよ 鳴らせ いのちの鐘を ガランガラン
明日ある存在のきみ 肯んじろ砂塵も雨も
そして 鳴らせ いのちの鐘を ガランガラン

きみが名前をつけた鳥が 白い姿で今日は地上を歩く
身を休める場所を求めて 終わり近い灯火をたよりに

 世界はいま何歳なんだろう まだまだずっと子供のままだろう
 星の限りこのままだろうか いつかきっと大人になれるさ
 いつかきっと、いつかきっと

貧しいこころのきみ やわらかさもてあますきみ
きみよ 鳴らせ まどいの鐘を ガランガラン
つまづくこころのきみ きずつくこころのきみ
そして 鳴らせ のぞみの鐘を ガランガラン

価値ある存在のきみ 潔く自滅のぞむきみ
きみよ 鳴らせ いのちの鐘を ガランガラン
明日ある存在のきみ 肯んじろ砂塵も雨も
そして 鳴らせ いのちの鐘を ガランガラン
 

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