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苦行のようなDVD(笑。

オリバー・ストーン監督の
「もうひとつのアメリカ史」DVDを少しずつ見てる。

苦行です(笑。
人間の蛮行を復習していくのは,

めげます(笑。
オレが悪人だと思っているひとたちは,

権限の及ぶ範囲が数億人分のあまりの大きさと比べて,
想像力が自己ひとつ分の小ささしかなかった人なんだとわかる。

だが,わかってどうする。
またきたるべき蛮行を前にして,

わかっただけでどうする。
かれらもまた,

天国しかないがゆえに天国にいくだろうが
そこで,数億人の苦しみの場面を

追体験することだろう。
それが,魂という記憶媒体のすることだから。

だか,それでどうする。
防げなかったのか。

悲惨には起きる権利があったのか。
あったのだ。

悲惨も,残虐も
人間の自由意思の権利として存在可能だったのだ。

まだ,いまもなお存在可能なのだ。
だから,

われわれはまた
人を殺して自らは延命し,

後悔する自由を有するのだ。
それが人間なのだ。

自由に耐えるのだ,人間は。
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