レイ

そうだ、昨日、
「RAY」っていうDVDみたんだった。

レイ・チャールズの
伝記映画らしい。

長い苦労話を聞かされたようで、
見終わって、「はい、はい」としかいいようがなかった。

ヘロインをやって美しい音楽を作ることと、
ヘロインをやって会社の業績を上げることとはイコールでしょ。

意味ないよ。
それはエゴイストのやることでしょ。

感情的な歌って、
だから苦手なのかもねえ。

いやあ、
こまった、こまった。

また休日

普通に休みが週に二回もあると、
あっというまに休日がくるものなんだなあ。

起きて、読書。
「人間自身」、池田晶子。

おもしろいじゃないか。
ごめん、読んでなくて。

女性で、哲学から語るというので
なまぐさいだろうと敬遠していたのだが、

とんでもない、おもしろい。
乾いてるよ。

思考というのは、乾いてさらさらしてるんだよね、
感情は湿っているけど。

面倒なのでそこまで説明したくないと思っていたところを
書いていて、

説明したくないと思っていたのはじつは
考えていなかったんだと気付かせてくれた。

おれの考えた結論でいえば、
「死体はあるが、死はない」となる生死のことだって、

ずっと、そこにいて考え続けるのは
面倒な事だったろうと推測はつく。

ごくろうさまでした。

あれ、しかと?

昨日って、
世間的には
父の日じゃなかったのかなあ。
たしかにおれは、

世間と同調するのが
嫌いだ。だが、
父の日は祝ってもいいんじゃないのかなあ。
と、思いつつも

自分の父のことは
しかと、だ。
そして、息子もおれをしかと。
ははは、似た者家族だなあ。