わにの日々-中西部編

在米30年大阪産の普通のおばさんが、アメリカ中西部の街に暮らす日記

LAに行ってました

2018-09-16 | 日記
 先週は、ロサンゼルス郊外に行かねばならぬ急用ができ、慌てて荷物を詰めて、行ってきました。せっかくなので、かつて住んでいたガーデナに宿を取り、この機会に久しぶりのLAを堪能してきました!

 火曜の夜に到着して直ぐ、晩御飯を食べようと予め連絡しておいたロングビーチに住む上息子に「着いたよー!」とテキストしたら、「Busy tonight sorry」の3語で断られる。むっかー!レンタカー借りて高速乗った途端に大渋滞だ、ムッカー!ガソリン代は高いわ、ホテルの部屋は道に面してうるさいわ、ムッカー!!だったのですが、朝、起きて一歩外に出たら、雲一つ無いあっけらかーん!な青空と、微かに潮の香る浜風。もう、全てがどうでもよくなって、LA最高!!と、叫びたい気分になる、実に単純な私。

 ダイソーとブックオフ($1本が$2なってた。悲しい)で買物したし、ビーチを散歩したし、回転寿司もラーメンも焼き肉も食べたし、サウスベイに住むお友達には、いきなり電話したのに遊んでもらって、すっごく楽しかったよ!コリアンスパで垢すりしたんで、文字通り一皮剥けて、帰ってきました。


出発時のコロンバス国際空港。大電光掲示板が、こんなんなってた


帰りはちゃんと修理されてた


海はいいねぇ…


子犬の頃から知ってるアロちゃんとグンちゃん
こんなに大きくなっても甘えん坊。おばさん、メロメロ


オレンジを絞って新鮮なジュースを出してくれる自販機。さすがカリフォルニア


 ダイソーや、元マルカイな日系スーパーを歩くと、本当に何でも棚に並んでて、羨ましいを超えて、こんなに何でも買えるなんてずるい!って嫉妬。トヨタがテキサスに移ったら、サウスベイのラーメン屋が半分無くなるなんて言ってたのに、逆にカジュアルな和食のお店が増えてるやんかー!トヨタは、確かに無くなってて、入口にTOTOTAの文字が、そこだけ白く残ってたのが、なにやら切なかったです。

LAにいる間は、やっぱLAに帰りたい~、って考えてたんだけど、我に返れば、お家賃は高いし、ガソリン代も高いし、なんでも揃ってる、日本食いつでも食べられるイコール誘惑多すぎで、あっという間に貯金が底をつきそうで怖い。一方で、オハイオから日本は高くて遠いけど、西海岸ならタマにお手頃価格の航空券が出る。なにより、息子らに近い。うーん、悩ましい…

 
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猫の耳先

2018-09-05 | 犬と猫
今日(ってか、つい今)学んだこと:猫の耳先にある、ちょろっとした毛、あれには「リンクスティップ」という名前がある

 リンクスはLynx(オオヤマネコ)で、ティップ(Tip)は先っちょだから多分、英語だとLynx's Tips?と、思ったら「Ear Tufts(耳の頂毛)」って、そのまんまだった。リンクスチップのほうが絶対かわいい。ともあれ、確かにリンクスの耳の先っちょの毛って特徴的ですよね(右の画像は、Wiki先生から借りてきました)。

 この毛、カワイイだけじゃなく、ちゃんと役目があり、狩りの際に僅かな風の動きを察知してるそう。家猫にも種類によってはリンクスティップがあり、特に大型猫種のメインクーンの特徴にもなってるんですって。リンクスって、オオヤマネコとボブキャットのことだそうなので、メインクーンも大きいので、飼い慣らされる前の種に関係があるのかも?

 うちのデカ猫は、重さにはメインクーン(雄は6~8kgだって)とタイマン張れる18ポンド、長さは伸ばしたこと無いから不明(持ち上げると後脚を蹴り上げちゃう)だけど、その出自は疑うことなき立派な雑種、アメリカの普通の猫です。その彼にも、チョロっと耳の上に毛があるけど、単に長めの耳毛って気もする。

かつてはハンターで、庭や地下室から色んな小動物だの蛇だの虫だのを獲ってました。玄関先にモグラがひっくり返ってたときは、本当に飛び上がりました。人間って、びっくりしたら本当に飛び上がるんだって感心した。モグラって、絵や写真ではなんだか可愛いって思ってたけど、実物は毛のない長い指が「ギエー!」もんでした。一生に一度の遭遇で十分です。ありがとうございました。

 そんなエリさんも、今はアパート暮らしで、田舎の庭付きの家に住んでた時みたいな運動の機会がないので、更に体重増えてるんじゃないかと…(上から見ると普通だけど、腹肉がどっしり)。せめて背の高いキャットタワー買ってきたら、とも思ってしばらく物色してたんだけど、今、家中に聳えてる箱の山脈を爪研ぎ以外の用途に使ってる姿を見たこともなく… 無駄かな…(遠い目)
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読書感想文

2018-09-03 | 
 日頃から怠け者の私ですが、9月一週目の月曜日、労働者感謝の日を含む、この週末、普段を上回るさらなる自堕落日を過ごしております。先週、日本語本の棚のあるワーシントン公立図書館の近くを通ったので、古本売り場にめぼしいものがあるかもと立ち寄ってみました。ここの貸出本は殆ど読んでしまって、過去数回は全く成果がなかったので、余り期待していなかったのですが、棚の位置が変わって、新しい本が入っていました。嬉しくて、目新しいのん、帆布バッグにいっぱい借りてきた。

 こうと決めたら、とことん!だし、帰りにスーパーで、ビールとポテチも買ってきた。普段はポテチも買わないし、一人でお酒も飲まないよ。で、ここ数日は、昼間っからポテチ食べながら本を読んだり、PCで映画やドラマを見たり、夜になったらビール飲みながら、やっぱ本読んだり映画見たり。自堕落の通常運転をさらに上回るハイパー自堕落ですわ~(←もっと恥じて!)。

 この週末を終えると、日本では新学期ですね。宿題の一環、じゃないけど、印象に残った本の感想を書きます。供の頃は、読書感想文は得意でした。素直にではなく、こういうコトをが書くのを、先生は生徒に期待してんだろうな、ってことを、こしゃまくれて書くのが得意だったって意味だけど。

 近頃の日本人って、タレントさんの不倫に厳しいのに、純文学では不倫が付き物みたいなのって、一体何なんだろう?「失楽園」が流行った時くらいの頃は、「文学」小説は不倫ものばっかで、海外の図書館という超限られた選択肢から、兎に角なんか読みたいんで借りてくると、不倫女性の話ばっかで辟易なんですが、今どきの小説にも、人死に拔きの群像劇だと登場人物には必ず不倫してる奴がいて、日本って、そんなに不倫が多いんですか?と、日本を離れて30年のおばさんは悩む。

まず、ご飯食べながら軽く読んだのは(私は行儀が悪い)、畠中恵氏の「こころげそう」。「しゃばけ」で有名な作者さんだけに、幽霊が普通にいる江戸時代のお話。長良で読むのにぴったりな、登場人物もお話もネタも軽い一冊(←えらそーにwww)。未婚の若い男女のお話なので不倫は出てこないけど、岡惚れあり、市に至る恋あり。人物紹介を兼ねた栞が付いており、「恋のお守り」ってあるけど、幽霊なっちゃたり、死んだり、殺されたりしてんのに、一体どんな「お守り」やねん?!

 昨日回読んだうちの一冊は、江國香織氏の「なかなか暮れない夏の夕暮れ」です。タイトル通り、これといった事件も起こらず、親の莫大な遺産で生きてる高級遊民な五十路男と、その周辺の何処にでも居そうな、でも主人公との関係故に、実際にはこんな甘ったれた状況の日本人は滅多にいないだろ、っていう、正に、ダラダラした夏の夕暮れの曖昧な海と空の境のような、ある意味、とても小説的な数日間が語られます。ぐーたらと本を読んでる自分に、ある意味ぴったり。

 作中に、主人公が読んでいる本の内容が挟まれるのが面白くて、その一冊は、北欧を舞台にしたスパイサスペンス、もう一冊はジャマイカ舞台で、読んでいる側もクーラーの効いた部屋を挟んで、寒々とした北欧/蒸暑い熱帯を行き来するような感覚が味あえます。ちなみに、登場人物たちは不倫してないけど、主人公が読んでる本の登場人物たちは不倫。

 主人公は、何度も読書を中断され、数日に渡って一冊を読んでいるので、作中に出てくる料理にはまって毎日作ったりといった向き合い方が面白かったです。私は通常、小説は一冊丸ごと一気読みに加え、何冊かを同時進行的に読むのが習慣で、生活の中に読んでいる別世界を少しだけ取入れつつ、何日かを過ごす経験がないので、少しずつ楽しみながら、自分の生活の中に本の世界を取り入れるって、贅沢な読み方だと思いました。

 この本を読む前は、百田尚樹氏の「フォルトゥナの瞳」→誉田哲也氏の「ケモノの城」を読んだ直後に読み始めました。突然に数日後に死ぬ人が判ってしまうという能力を得た主人公の自己犠牲のお話というやるせない本から、北九州の監禁殺人事件を基にした「これアカンやつや」と最初の数ページで思ったのに、始めたら途中でやめられないんで、結局最後まで読んで、「やなモン読んじゃった」に。作り話なら作者の発想と表現力を、すごーい!で読み過ごせたかもしれないけど、事実を基にしているので、本当に暗澹たる気持ちになっちゃった。

 誉田哲也氏は、以前図書館で借りた「プラージュ」が面白かったので、同じノリで読み始めちゃったのだな。登場人物は立ってるし、構成も上手い!でも、それだけに一層、うわー…なった。あまり万人にお薦めできない一冊でした。でも、人間の闇の深淵を覗いた後に、たとえ自分の為だけであっても、善意に生きている人々の長閑とも言えるお話を読んで、全く別の世界に異世界転送されちゃうのも、読書の醍醐味。

 しかし、ここの司書さんの本の選択基準を、ちょっと知りたい…
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実写版「銀魂」

2018-09-02 | 映画・ドラマ
 今、劇場公開中のんではなく、1作目をやっと観ました。お友達のKちゃんが褒めてたんで、ずっと観たいと思ってたのですが、日本で地上波放送があって、やっとネット上で見ることが出来ました。Kちゃんは芝居や映画には造詣が深くて目が肥えているだけじゃなく、私の趣味をよ~~~く知っているだけに、ハズレはないとは思ってたけど、さすがに面白かったです。Kちゃんが面白かったと言った、イコール、期待値も上がってしまうし、先にアニメの劇場版、紅桜篇を観てたので、自分基準ではかなり厳しい目で観ちゃったと思うのですが、十分、期待に答えてくれる楽しさでした。

 「銀魂」は、名前と、どんなお話かは知ってたけど、Kちゃんにオススメされるまで、漫画もアニメも見たことありませんでした。で、どんなんかなぁ?と、劇場版アニメを観たのです。アニメは、海外からでも比較的見易くて、放映した同日にはネットに上がっています。劇場アニメも、この「銀魂」や「NARUTO-ナルト-」等、人気あるのは、観るの簡単。でも、邦画は結構タイミングが難しくて、中国語や韓国語の字幕付きで上がっても、暫く経ったら削除されて…の追いかけっこ。Hulu等でお金を払ってでも観たいと思っても、海外からの申込は受け付けてくれなかったり。海賊版駆逐の一番良い方法は、合法に何処からでも見れるようにしてくれることだと思うんですけど…



 神楽役の橋本環奈ちゃん、とっても可愛かったです。新八の菅田将暉くんも、アニメのイメージそのものでした。エリザベスの着包み感や、サダハルのいかにもCGは、むしろ好き。映画の雰囲気に合ってたと思います。ネタのてんこ盛りと破茶滅茶ぶりが、大阪人な私のツボにはまりました。

 でも、これを昨日の夜に見て、今朝、見逃してた先週分も含めて「西郷どん」を観たら、桂小五郎が薩摩の皆さんに土下座されてるわ、その横で銀ちゃんが、ぜよ、ぜよ言ってるわでダメでした。とりあえず、今年中は決して「変態仮面」を観ないようにします。今、上映中の「掟は破るためにある」も、早く観た~い!
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アメリカ農業を壊滅へ導くトランプ

2018-08-29 | トランプ
 オハイオの空は広い。そして、その下に広がるのは、見渡す限りの大豆畑。今日は所用あって、州内を二時間ほど北上した街まで行きましたが、とにかく平べったいので、地平線まで大豆畑なんて裏道を運転してきました。グレート・プレインズっていうけど、ホントにずーっと平べったい。

 大豆はオハイオの主要産物であり、最も重要な中国向け輸出農産品でもあります。今回の中国への関税措置は、大豆への需要を大幅に減少させ、オハイオの農家に大きな損害をもたらすでしょう。US農務省によると、2016年のオハイオの大豆輸出額は14億ドルに上り、うち4割強が中国への輸出でした。中国内での肉への嗜好が高まるにつけ、飼料としてのaUS産大豆の需要はウナギ登り

 数年前に、バイオ燃料としてのトウモロコシへの需要が沈下して、大豆に切り替えた農家も多く、現在では、オハイオは全米で6番目の大豆生産州です。大豆は、自動車、飛行機、そして農業という、今回の中国に対する3大関税対象の一つであり、穀物輸出の半分を占める産物でもあります。穀物の他は、豚肉とかワインとか。

 既に、鋼鉄やアルミニウムの輸入に10%の関税を課すことが決定し、アメリカ国内の多くの産業が打撃を受けています。農産物以外は、製造業への打撃が注目されがちですが、実際には、大量に鋼鉄やアルミニウムを使用し、供給ルートを確立している大手製造業への痛手は小さく、中小企業や一次産業への負担が増します。縮小化しつつある中流層は、更に苦しまされることになる。

 そこへ、大豆に25%もの関税がかかると、オハイオのような多くの中小製造会社と大豆農業を抱える州は、お先真っ暗と言ってもいいはず。だいたい、中国としては、他の国から仕入れたり、自家供給したほうが安くなってしまう。関税分の価格を下げれば、当然ながら儲けも減る。どっちに転んでも大損。ならば農家は、トランプに対して大いに怒ってるかといいますと、そうじゃないのが謎。

 トランプは、貿易摩擦による農家への損害を緩和するために、最大で120億ドルの現金支援を行うと発言しています。元々、中西部の農家はトランプの強力な支持層であり、目の前にキャッシュをぶら下げて、中間選挙で票を取ろうとしているのではないかと。自分たちの生活基盤を、根本からぶち壊そうとしているトランプを、なぜ支持するのか、私には全く理解不可能です。税による製品の価値低下を補うため、生産者に一時的な現金補償とか、経済政策って何?と、目、回して倒れそうなんですけど、私。

 今年分の損害は補助金で補われたとしても、今後は一体どうするのでしょうか?また、トウモロコシを作る?それとも、いっそ、農地を売っちゃいますか?アメリカもまた、農業は後継者不足に悩んでいますが、作物が売れない、価格暴落となれば、ますますやる気無くすよね。カリフォルニアやフロリダの農産業は、気候変動によるかもしれない干魃と異常気象や山火事で苦しんでいます。そして中西部は、主要作物が絶賛崩壊中。これをわたくしの出身地の言葉では「わや」と言います。ってゆーか、これほど「わややん!」としか言いようのない状況って、ちょっと無いと思う。

 トランプがやろうとしていることは、アメリカ農業の壊滅ではないかとすら思ってしまう。それでも、先にフロリダ州知事予備選では、前夜のトランプのツイート一本によって、共和党の最有力候補がひっくり返り、トランプの支持を得た候補が選ばれてしまった。なんという影響力!この、盲目的な支持は一体何を基盤にしているのでしょうか?私には全く判りません。面白おかしい笛吹に従って、笑いながら崖に落ちていく姿しか思い浮かばないんですけど。

 マスコミでは、「トランプ政権が中国との貿易戦争を選んだら、農家とトランプの関係にひびが入るのは確実」という意見がよく聞かれますが、本当にそうなのか、希望的な観測に過ぎないのではないかと思います。

 広い空の下、見晴らす限りの大豆畑の中を運転していると、今度はラジオでカナダとのNAFTA見直しのニュースが。ここまで地に堕ちていながら、更に斜め下に物事を悪化させていくトランプ。ある意味、感心する。


ピッタリの絵があったわwww
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