老ヘボゴルファー軟着陸

年齢に降参・練習場だけは遊び

手足もがれたバッタ

2016年12月28日 | Weblog
手足もがれたバッタ
しばらく筆をとらずに失礼しました。

来年は93歳となりそうです。
賞味期限どころか消費期限もとうに過ぎました。90歳を
すぎてからは「死」の恐怖などは全くなく、
「何故オレは死なないんだろう」の毎日です。
若いときは暴飲・麻雀・胃ガン切除・小腸ガン切除なのにね。
さて、
このブログ今年は丁度10年目で約340回続いております。
延べ訪問者は約8万5000人様で、ありがたいです。
はじめて2ケ月休みました。ごめんなさい。

では近況
90歳になったとき、子供(ともに還暦を過ぎ)孫5名
(いずれも大学を終え現在社会人)は「オジイチャン車運転
はやめて、危ない、心配」の大合唱。
当人は「免許証を返納したら、まずゴルフ場にゆけなくなる、
練習場にも行けなくなる。たとえ後輩が送迎してくれても、
ご本人が都合悪ければそれまで。
そしたら段々ゴルフから遠くなり、酒もろくに飲めなくなった今、
残るはPCとスマホだけとなり、やがて死期を迎えることになる
だろう。親不孝者ども!」

今年92歳になったら、この頑固ジジイも遂に折れました。
全員大喜び。なにせ、老人は高速に乗ったら必ず逆送するし、
アクセルとブレーキを間違えるもんだと思ってるのですから。
一番喜んだのは愚息「じゃ、あさって僕時間があるから県の
運転試験場に返納にゆこう」「なぜそんなに急ぐんだ」「いや免許証
のがあれば運転するから」・・・・
試験場には愚息が電話しておいたとみえ、事務所にとおされ、警察の
OBらしい人が返納手続き一式を持ってきて愚息の前に・・・
「返納するのは私ですよ・・・」「ア、失礼しました」そこで考えた、
彼は息子が認知症の父親に返納を説得して連れてきたんだな。
それではと返納届に氏名を書き、生年月日の欄には意識して大正13年
でなく1924年と記入して、そのオジサンをみたら、ビックリした風に
息子の方をみた。すこし爽快感。
車の廃車も終わり、50年振り完全な「手足もがれたバッタ」と化し
ました。
その後、急に新聞・TVは高齢者事故のニュースばかり、彼らは口に
は出さないが「それ見なさい」の目つき。

さあ、問題はゴルフです。
練習場はバス乗り換えで(敬老乗車証)ですみますが、車でないと、
寒い・小雨・小雪と理由をつけて、激減。(タクシーで練習場へなど
考えも及ばず)
愚息は返納を脅迫した手前、9:30前ならゴルフ場に送ってれる、
帰りは誰かに途中まで乗せて貰いタクシーででもと。
ありがたいことに後輩たち数人は是非送らせてとのこと嬉しかったです。
息子はお礼は毎回すると、かえって相手は負担に感ずるから時々にした
方がとのこと。

それよりも自分の健康のほうが問題かも。所属クラブは砲台グリーンが
多く、カート道路はフェアウェーより高いとのにあり、年寄りはアイアン
を杖に大変です。
先日、ジサマ・息子・孫(娘の長男静岡から)3世代ゴルフ、
楽しかったです。(二人はジサマとはこれが最後と思ってか?)ゴルフ場
の支配人は開場40年はじめてだと大歓迎されました。

そんなことで、ブログははじめて2ケ月やすみました。
メール友人達は「体調を崩し入院でも、まさか、この歳で海外旅行でも
あるまいから」多数。すみません。

では良いお年をお迎えください。
来年は皆さんそれなりに頑張って。



へぼ川柳

 「お迎えは チョット待てと クラブ振り」

 「あの世にも ゴルフ場が あるのやら」


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