親子ふれあい読書がありました

　６年１組に、親と子の読書会の方が読み聞かせにいらっしゃいました。毎回、子どもたちも楽しみにしています。
　一日のスタート・・・ほっとするひとときです。

お薦めの本「おじいさんのランプ」

　新見南吉さんといえば、教科書にも出ている「ごんぎつね」が有名ですね。
この作品は、文明開化のころの華やかさの裏で古いものが段々とすたれていく悲しさ、また時代とともに新しい生き方を模索する人々の力強さが鮮やかに描かれています。
　ランプ売りをやめることを決意した後のクライマックスシーンは美しくも悲しく、思わず目頭が熱くなります。すこし切ないけれど心があたたまる、そしていつまでも心に残る、そんなお話です。