ハナミズキの花だより、鳥だより

山野草や野鳥に出会えた喜びを絵日記風につづります。

陣馬高原のセンブリ

2018年10月21日 | みんなの花図鑑

小さな秋を見つけました。
高原に咲くセンブリを見つけました。


センブリ/リンドウ科センブリ属

撮影年月日 2018/10/17
撮影場所 陣場山

日当たりのよい草地に多い、高さ10cm程の2年草。
なだらかな草地の高原のあちらこちらにブーケの如く白い清楚な花が開いている。

こんなに可愛い花がどうしてこんなにも苦い成分含むようになったのでしょうか。

天候は曇り、気温15℃、北西の風3mほど、折角花びらを開いているのに今日は近くに蜂や蝶の姿を見かけない。

山の高原を渡る風の音すらしない静かなひととき。
ノアザミが丹沢山系の山並みを背に直立して迎えてくれる。

ノアザミ/キク科アザミ属
頭花は直径4~5cm、枝先に上向きにつく

『私も見てね』とヤマニガナ、お辞儀して優しく迎えてくれました。

ヤマニガナ/キク科アキノノゲシ属
頭花は円錐花序に多数つき上向きに咲く

幾重にも重なる奥多摩の山並みのグラデーションが美しい、山の紅葉はまだ始まったばかりのようです。

間もなく時雨だす気配 、山の花畑の空は厚い雲で覆われて遠くの山肌が白いベールで包まれてきました。
日が陰り薄暗くなった帰りの小径で黄色の花(ヤマニガナ?)がハイカーの無事を祈って静淑に見送ってくれている、ありがとう。また来るね。

 

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アサギマダラ似の蝶 ~ ソバの花 ~

2018年10月11日 | みんなの花図鑑

県立茅ヶ崎里山公園の畑の村の小さなソバ畑、白い花が茎の先から零れ落ちるように咲いていました。

ソバの花の香りはどうも苦手、香りと云うよりもニオイと記した方が良いのかも知れません。

ソバ畑の上をひらひらと紙飛行機のように飛ぶ蝶がどこからかやって来て若木の枝に止まりました。

一見、アサギマダラと思いましたがどことなく違っている、でもよく似ている。

それで、しばらく蝶の様子を窺がっていますと、おもむろに翅をはたはたと揺らしながらいずこへと消えていきました。

 

最近、この蝶のことを思い出し『アサギマダラ似の蝶』をネットで調べてみると、今年の一月に環境省が特定外来生物に指定した訳ありの蝶、「アカボシゴマダラ」と知りました。

地球温暖化で自然生存域が北上し日本にやって来た訳でもなく、アサギマダラの様にワタリをする蝶でなく、ある時突然関東に現れて、今では関東全域に生息しているらしいのです。つまりは人の手によって放蝶されたと推測されているのです。

このアカボシゴマダラは在来種のオオムラサキ・ゴマダラチョウ・テングチョウなど、幼虫期に食樹の取合いに強いアカボシゴマダラに依ってオオムラサキなどの蝶が淘汰されることが危惧されています。

《参考》

環境省/自然環境局/日本の外来種対策/特定外来生物等一覧

https://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/list.html 

国立環境研究所/侵入生物データベース

https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/60400.html 

 

バラにつくアブラムシの天敵はテントウムシ、アカボシゴマダラの新たな天敵は「特定外来生物指定の大義名分」。

オオムラサキ、ゴマダラチョウ、テングチョウを遠い将来に絶滅危惧種にしないためのアカボシゴマダラとの共生の環境が保たれることを祈るばかりです。

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