ハナミズキの花だより、鳥だより

日々是好日、山野草や野鳥に出会えた喜びを絵日記風につづります。

ヤマホトトギス ~ 千貫門遊歩道 ~

2018年11月14日 | みんなの花図鑑

秋晴れの空を眺めていると、ふと、「今日は夕焼けが綺麗だろうなぁ...、そうだ夕焼けを見に行こう。」と思い立ち、西伊豆の大田子(おおたご)海岸へ。
途中松崎町の『千貫門』に立ち寄りました。

「野猿に注意」の掲示があるとても静かな遊歩道を千貫門海岸へと進みます。
民家が近くにあるのですが遊歩道には我々だけ、静かな林から突然ゴソゴソッと音がすると思わず緊張させられる遊歩道。
その道の傍らにヤマホトトギスがひっそりと咲いていました。

ヤマホトトギス/ユリ科/ホトトギス属

ホトトギスの花は普通内側に紅紫色斑点が密集するようですが、この花は斑点の紅色っぽい部分が花弁先端に見えるだけで他は全体に青紫色をしていました。
アジサイのように土壌で色が変わるのでしょうか。

一つだけタチツボスミレも咲いていました。
これから冬に向かうと云うのにあわて者、気の早いことと思いながらも咲いていてくれてありがとうの気持ち。

タチツボスミレ/スミレ科/スミレ属

海岸側に出ると駿河湾の広がりと烏帽子山、千貫門がドーンと目に入ってきます。
地球の地殻の活動で100万年前に本州に伊豆半島がぶつかり、悠久の時をかけて、このような風景を生みだしたと思うと、「これぞ神の力」と地球の底知れない力を実感します。

ボーリングのボール大のゴロタ石だらけの千貫門の海岸、透明度が高くエメラルドグリーンの海が広がる海岸線は美しい。

千貫門(せんがんもん)は、海食洞が岩の中央部にあるその形から、「海の鳥居」とも呼ばれ、古くから烏帽子山にある雲見浅間神社の門に見立てて「浅間門(せんげんもん)」とされていましたが、『見る価値が千貫文にも値する』と云う意味から現在の名で呼ばれるようになりました。火山の根の一部である千貫門には、マグマが冷えるときの体積収縮によってできた「柱状節理」が複雑に折り重なり、迫力ある姿を演出しています。《伊豆半島ジオパーク掲示板より》

日が西に傾き出したので大田子海岸へ急いで向かいます。
夕陽のシーズンでは無いので大田子海岸は地元の親子が夕陽を眺めているだけで、とても閑散としています。
左から尊の島、田子島(男島&女島)、メガネッチョ(ゴジラ岩とも)、男島と女島の間に夕日が沈む頃がベストと言われています。
太陽が水平線に近づくにつれ空がオレンジ色に染まりだし、女島の灯台の明りの明るさが次第に増してくる。

夕焼けを背景に田子島、メガネッチョがシルエットで浮かぶ。
「日本の夕陽百選」の一つ、大田子海岸の夕陽が水平線に全て沈み、やがて深いしじまが海岸を包みます。

思いがけずヤマホトトギスやスミレの花との出会いや久しぶりの夕焼けを楽しめて、ハートウォーミングな映画を見終えた後に似たような気持ちで大田子海岸を後にしました。

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2 コメント

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ハートウォーミング (attsu1)
2018-11-14 12:47:27
こんにちは、

思い立っての西伊豆、『千貫門』、こうした行動力羨ましいです^^
ヤマホトトギス、珍しい色ですね。ほんと土壌や気候によるのかもです。
咲き方も、他のホトトギスと違い、へぇぇでした。
スミレ、私も先日、一輪見つけました。何か、嬉しい気持ちになるの分かります。

そして、オレンジに染まっていく夕暮れ、さすが「日本の夕陽百選」のいい景色ですねぇ~
こんな景色見たら、海を見に行きたくなりました^^
Re:ハートウォーミング (ハナミズキ)
2018-11-14 20:00:16
attsu1さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

ゴジラに似た面白い岩がある大田子海岸の夕焼けが綺麗だと観てきた方から勧められたこともあって西伊豆方面へ出かけました。

堂々とした構えで迫る千貫門の迫力、期待どおりの美しい夕焼けに染まる大田子海岸のゆったりした時間を楽しんできました。(^^)

途中仁科漁港に寄り道して、地元漁師さんのソールフード、『イカ様丼』も楽しみました。これは昨年のプライドフィッシュ・コンテストでグランプリ受賞の話題のどんぶりでとても美味しかったですよ。^ ^

ヤマホトトギスや早咲きのスミレとの出会いより「花より団子」、イカ様丼との出会いの方が嬉しかったです。

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