被災地にいないわたしは、震災時の記憶を辿っていろいろと書き綴りました。そして、ＪＲ福知山脱線事故での弊害も併せて書き込ました。ここに、ご協力を頂いた方々に改めて御礼申し上げます。
今ささやかな善意を持ち寄り、出来る範囲のことを行おうとされている方々も大勢いらっしゃるでしょう。しかし、ボランティア活動については、現段階で行える状況ではありません。自衛隊また地元消防団や行政、その地域の生存者の方々の力強い忍耐力にお任せするしかありません。毛布や食品を送ることも、今はまだその時期ではなく、もう少し情報が明らかになってからでも遅くはないでしょう。
平素と何も変わらない状況にいるわたしには唯一出来ることは、痛みを感じること、その痛みをもって耐えること、そして考察することです。考察することによって、実働として出来ることが浮かんで来ます。その範囲も、ごくわずかしかありません。インターネットでの内閣府への嘆願、そして被災地周辺にお住まいの方々への防備の情報、義援金など、せつない気持ちを抱えながら、タイピングしております。
わたしは、2011年のはじめにこんな日記を書きました。
今年は、1月2月3月と立て続けに大きな動きがあると察知している。世界中で天災も今年は多い。人間が試される一年だろう。しかし、この暗さや雲行きの危うさに、人間は打開策を考え行いへと移そうとする。それが、己のためでなく、公のためと意識出来れば、きっと神様は見捨てはしないだろう。
神様に、『この程度』と落款を押されぬよう、この一年黙って耐え、徳を積む事。どれだけ私心を捨てられるか、今年は人々のこころの在り方が問われる一年だ。さぁ、平成23年が始まった。問われるなら、その答えを示すよう務めねばならない。
後悔なきように。問われる一年に応えられるように。
今、日本の総理大臣は菅直人さん。彼は被災地へ行く計画を発表しました。彼は国家危機管理の実質的最高指導者です。人間には役目役割がありますが、この段階でもまだ善人として世にその姿勢を見せたいようです。
彼が就任してから、本当におかしくなってきました。彼は私心を強固に抱き固執しながら、他者のために動いています。果たして、それがきちんと善に動きが変えられるか？と問われれば、答えは一つでしょう。彼が固執しつづければしつづけるほど、日本人は不条理にぶち当たるでしょう。国のトップは、国の気というものにも過分に影響します。実働の成果ではなく、この国全体の波、ここを大きく狂わせます。
わたしは、今回の震災は、自然災害でありながらも、どこか人災のような気分を抱かずにはいられません。
硫黄島も、この津波で自衛隊が滑走路として利用しているアスファルトも再利用出来ないほどの打撃を受けていると感じています。民主党は、アスファルトめくらずに遺骨収容することを計画していました。それが今回の震災の津波によって、報道はされていませんが大きなダメージを負っていると感じています。
その下に眠っていた遺骨も、海に流されているかもしれません。64年間、放置された遺骨がもし、今、この海に流されたとしたならば、わたしはそれでも良いと思いました。息苦しいアスファルトの下からようやく開放されたとしたならば、それで良いではないかと。
生きている人間を優先させ、結果、生きている人間に多大な被害が及ぶなら、もっと早く、行うべきでした。物事の順番は人が定めていますが、その順番には天も手を貸そうとします。しかし、それを感じ取る事が出来ず、私心にまとまれば、その反動は必ず己に返ってきます。
膨大な数の人間が一度に死ぬことの意味は、国家の再生そのものを問われている証です。一人ひとりの悲しみ、ここが当事者にとって今は見えないかもしれません。いや、それでいいのです。今、泣きたいなら、泣くことが一番正しい。それで少しでも救われるなら、泣けばいい。思いっきり。我慢することはありません。悲しいものは、悲しいのですから。
わたしは、その姿を見て、一緒に泣いています。でも、耐えろ、耐えるんだ！とこころの中で叫んでいます。今は、テレビの向こう側の被災者はあなただけれど、いつわたしになるか分からない、そう思っています。亡くなった方も不幸ですが、たった一人生き残ることも、残された人にとって、耐えがたき辛さです。でも、天は命をまだ奪わなかった、その役目を耐えて果たして欲しい。そうこころの底から願っています。
今、わたし達日本国民の多大な被害は、深い悲しみと共に、憤りをもって耐え、再生へ目を向け励まし助け合うことを、天から求められていると強く感じています。この事への気付きのために、これだけの被害にあわねばならない事が、本当の意味の深い悲しみなのかもしれません。
亡くなられた遺族にとって、なぜ自分だけが、なぜこの地域だけが、なぜ・・・と悲しみと共に湧き上がってくる嘆きでしょう。自然の猛威は、本当に容赦なく人間を淘汰します。しかし、ここにも意味がある。この死に、意味がある、この事に目を向けるには時間がかかりますが、必ず乗り越え、ここに向き合えることを願っています。それが、この日本を救う道の一つであり、亡くなった方々への鎮魂だと感じています。
今ささやかな善意を持ち寄り、出来る範囲のことを行おうとされている方々も大勢いらっしゃるでしょう。しかし、ボランティア活動については、現段階で行える状況ではありません。自衛隊また地元消防団や行政、その地域の生存者の方々の力強い忍耐力にお任せするしかありません。毛布や食品を送ることも、今はまだその時期ではなく、もう少し情報が明らかになってからでも遅くはないでしょう。
平素と何も変わらない状況にいるわたしには唯一出来ることは、痛みを感じること、その痛みをもって耐えること、そして考察することです。考察することによって、実働として出来ることが浮かんで来ます。その範囲も、ごくわずかしかありません。インターネットでの内閣府への嘆願、そして被災地周辺にお住まいの方々への防備の情報、義援金など、せつない気持ちを抱えながら、タイピングしております。
わたしは、2011年のはじめにこんな日記を書きました。
今年は、1月2月3月と立て続けに大きな動きがあると察知している。世界中で天災も今年は多い。人間が試される一年だろう。しかし、この暗さや雲行きの危うさに、人間は打開策を考え行いへと移そうとする。それが、己のためでなく、公のためと意識出来れば、きっと神様は見捨てはしないだろう。
神様に、『この程度』と落款を押されぬよう、この一年黙って耐え、徳を積む事。どれだけ私心を捨てられるか、今年は人々のこころの在り方が問われる一年だ。さぁ、平成23年が始まった。問われるなら、その答えを示すよう務めねばならない。
後悔なきように。問われる一年に応えられるように。
今、日本の総理大臣は菅直人さん。彼は被災地へ行く計画を発表しました。彼は国家危機管理の実質的最高指導者です。人間には役目役割がありますが、この段階でもまだ善人として世にその姿勢を見せたいようです。
彼が就任してから、本当におかしくなってきました。彼は私心を強固に抱き固執しながら、他者のために動いています。果たして、それがきちんと善に動きが変えられるか？と問われれば、答えは一つでしょう。彼が固執しつづければしつづけるほど、日本人は不条理にぶち当たるでしょう。国のトップは、国の気というものにも過分に影響します。実働の成果ではなく、この国全体の波、ここを大きく狂わせます。
わたしは、今回の震災は、自然災害でありながらも、どこか人災のような気分を抱かずにはいられません。
硫黄島も、この津波で自衛隊が滑走路として利用しているアスファルトも再利用出来ないほどの打撃を受けていると感じています。民主党は、アスファルトめくらずに遺骨収容することを計画していました。それが今回の震災の津波によって、報道はされていませんが大きなダメージを負っていると感じています。
その下に眠っていた遺骨も、海に流されているかもしれません。64年間、放置された遺骨がもし、今、この海に流されたとしたならば、わたしはそれでも良いと思いました。息苦しいアスファルトの下からようやく開放されたとしたならば、それで良いではないかと。
生きている人間を優先させ、結果、生きている人間に多大な被害が及ぶなら、もっと早く、行うべきでした。物事の順番は人が定めていますが、その順番には天も手を貸そうとします。しかし、それを感じ取る事が出来ず、私心にまとまれば、その反動は必ず己に返ってきます。
膨大な数の人間が一度に死ぬことの意味は、国家の再生そのものを問われている証です。一人ひとりの悲しみ、ここが当事者にとって今は見えないかもしれません。いや、それでいいのです。今、泣きたいなら、泣くことが一番正しい。それで少しでも救われるなら、泣けばいい。思いっきり。我慢することはありません。悲しいものは、悲しいのですから。
わたしは、その姿を見て、一緒に泣いています。でも、耐えろ、耐えるんだ！とこころの中で叫んでいます。今は、テレビの向こう側の被災者はあなただけれど、いつわたしになるか分からない、そう思っています。亡くなった方も不幸ですが、たった一人生き残ることも、残された人にとって、耐えがたき辛さです。でも、天は命をまだ奪わなかった、その役目を耐えて果たして欲しい。そうこころの底から願っています。
今、わたし達日本国民の多大な被害は、深い悲しみと共に、憤りをもって耐え、再生へ目を向け励まし助け合うことを、天から求められていると強く感じています。この事への気付きのために、これだけの被害にあわねばならない事が、本当の意味の深い悲しみなのかもしれません。
亡くなられた遺族にとって、なぜ自分だけが、なぜこの地域だけが、なぜ・・・と悲しみと共に湧き上がってくる嘆きでしょう。自然の猛威は、本当に容赦なく人間を淘汰します。しかし、ここにも意味がある。この死に、意味がある、この事に目を向けるには時間がかかりますが、必ず乗り越え、ここに向き合えることを願っています。それが、この日本を救う道の一つであり、亡くなった方々への鎮魂だと感じています。
