団塊の世代の世間話

60年を生きてきた思いを綴った「ゼロマイナス1 団塊の世代の世間話」を上梓し、その延長でブログを発信。

わが家のテレビ視聴

2019-09-03 11:13:55 | Weblog
 70歳にもなると、テレビのコマーシャルの半分程度しか理解できない。なんのコマーシャルなのか、と戸惑うのだが、別に知りたいとも思わない。
 また、テレビでやっているバラエティ番組はほとんど観ない。女房はNHKの『チコちゃんに叱られる』が好きで、よく観ているが、その程度である。じゃあ、何を観ているのか、というと、ドラマが中心になってる。
 地上波でやっているミステリー系のドラマは見逃さないが、それよりも中心はかつての2時間サスペンス。途中まで観ていて、あっ、これ観た記憶あるじゃん、と気が付く。
 朝刊が届くと、BSやCSの番組をチェックして、観たいミステリーを予約して録画する。それをほぼ毎日、寝るまで観ているわけだ。これでは、最近のタレントやお笑い芸人は縁遠くなってしまい、たまに事件を起こしても、たいていは知らない。
 まあ、そんなことは知らなくても問題はないが、シニア向けの良質な番組がないのが原因ではないだろうか。テレビも高齢化社会に本気では対応はしていない。スポンサーもまだ地上波テレビは誰かに見られている、と楽観視している。しかもまだ視聴率が幅を利かせている。
 日本ではネットのペイテレビがなかなか定着しないが、最近買った43型の4K対応テレビは、リモコンにアプリのボタンがあって、いろいろと観られるようになっている。
 多くは入会金などが必要だが、楽天テレビは登録だけで観た分だけを払うようになっている。最新作なら500円程度。まだ観てはいないが、こうした映画の弱点は、面白そうだと思って観たら、なんともつまらない映画だった、ということがあって、それでも視聴料は支払わなければならない。自分のバカさ加減も思い知らされ、不快な気分になるものだ。これはレンタル映画でも共通しているし、書籍でもそうだろう。
 これからテレビはどうなっていくのだろう。たぶん私の視聴態度は変わらず、かといってユーチューブの動画を観たいとも思わない。
 やはり高齢化で、それぞれの視聴姿勢が世代によって違うから、テレビの側でそれをまとめるなんてことは無理になっていよう。
 いまは、これまでの流れの中で、低コストで番組を制作して対応しているのが現状であろう。スポンサーがそっぽを向けば、あっという間に消え去る業種になってしまおう。
 しかしテレビの影響力は絶大だ。わが家でもニュースは抑えている。朝、昼、夕のNHKニュースは観ている。地上波はそれで十分なのだが、それではNHKは存在価値がなくなってしまうが、こちらはそれでもOKで、民放は必要あるのだろうか。
 私がテレビに出会った頃は、よく昼間にテストパータンを流していた。ろくな番組しかない時は、それでもいいのではないか、とも思う。そのテストパターンが現代はショッピング情報番組になっているのだろう。
 新聞の広告は通販が目立って多くなっている。テレビもたぶんそういうところに落ち着いていくのではないだろうか。それが活性化へのステップになる場合もあろうか。最近のテレビのことを考えてみた。

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