男と女
加齢とともに男女とも性ホルモンの分泌は低下して中性化する傾向になるそうです。私自身たしかに若い時代ほど美しい女性を見て心が躍るような体験は少なくなっていますし、性への渇望感のようなものも若い頃ほど激しくはないようです。しかし恋人を思う気持ちはますます強く、深くなるのを実感し、また彼女にしても私への愛情が深くなっているのを実感できて嬉しく、深い幸せを感じています。
異性に惹かれる気持ちは加齢とは無関係です。恋する男はただひたすらに、女が喜ぶことをしたいと願います。行動します。一緒に出来る社会的な活動があればそれも恋の一部です。高齢者にあっては協働出来る活動は全てが恋人とのデートです。ボランティア活動はギャランティが発生しないので、彼女と一緒に活動でき、助け合い、共通の目的を達成するために働けること自体がモチベーションです。過去に培ってきた特技、能力が生かせればそれら全てを総動員して目的に向かうことができます。そこでは彼女と共有出来る達成感への想像までが男の喜びです。
女は、相手と協働出来る場所を見つけると真摯に取り組みます。時には多少の意見の対立があっても妥協しません。熱心に説得し、行動して共同の目的に向かって邁進します。自分に足りない部分は全幅の信頼をおく彼が補い、支えてくれるのでいつでも自信を持って行動します。ボランティア活動での恋人との協働は、女にとってもそれ自体が活動への原動力となります。
高齢者の恋において最大の推進力は「高齢」であることです。いかに強く惹かれていても、この恋が「いつまで続くか」への確実な保証はありません。だから幸せである「今」を大切にします。意識する・しないに関わらず健康に留意します。高齢の恋人にとってもセックスは大切な一面です。これについては改めて取り上げます。
高齢者の恋愛はやがて結婚して家庭を持つというプロセスは踏まず、いつまでも純粋に恋愛として継続するので「純粋恋愛」です。経済的にも依存しない個人の結びつきとしての恋愛は、お互いへの思いやりと配慮抜きには成り立ちません。だからそのための努力を惜しまない緊張感も必要で、その緊張感がお互いの愛情と自らの精神的なよりどころとなり、健康を保つ要因にもなるのです。
次回のテーマは 「卒業そして進学」 です。
加齢とともに男女とも性ホルモンの分泌は低下して中性化する傾向になるそうです。私自身たしかに若い時代ほど美しい女性を見て心が躍るような体験は少なくなっていますし、性への渇望感のようなものも若い頃ほど激しくはないようです。しかし恋人を思う気持ちはますます強く、深くなるのを実感し、また彼女にしても私への愛情が深くなっているのを実感できて嬉しく、深い幸せを感じています。
異性に惹かれる気持ちは加齢とは無関係です。恋する男はただひたすらに、女が喜ぶことをしたいと願います。行動します。一緒に出来る社会的な活動があればそれも恋の一部です。高齢者にあっては協働出来る活動は全てが恋人とのデートです。ボランティア活動はギャランティが発生しないので、彼女と一緒に活動でき、助け合い、共通の目的を達成するために働けること自体がモチベーションです。過去に培ってきた特技、能力が生かせればそれら全てを総動員して目的に向かうことができます。そこでは彼女と共有出来る達成感への想像までが男の喜びです。
女は、相手と協働出来る場所を見つけると真摯に取り組みます。時には多少の意見の対立があっても妥協しません。熱心に説得し、行動して共同の目的に向かって邁進します。自分に足りない部分は全幅の信頼をおく彼が補い、支えてくれるのでいつでも自信を持って行動します。ボランティア活動での恋人との協働は、女にとってもそれ自体が活動への原動力となります。
高齢者の恋において最大の推進力は「高齢」であることです。いかに強く惹かれていても、この恋が「いつまで続くか」への確実な保証はありません。だから幸せである「今」を大切にします。意識する・しないに関わらず健康に留意します。高齢の恋人にとってもセックスは大切な一面です。これについては改めて取り上げます。
高齢者の恋愛はやがて結婚して家庭を持つというプロセスは踏まず、いつまでも純粋に恋愛として継続するので「純粋恋愛」です。経済的にも依存しない個人の結びつきとしての恋愛は、お互いへの思いやりと配慮抜きには成り立ちません。だからそのための努力を惜しまない緊張感も必要で、その緊張感がお互いの愛情と自らの精神的なよりどころとなり、健康を保つ要因にもなるのです。
次回のテーマは 「卒業そして進学」 です。
白浜 渚の本
シニア恋愛小説「ピアノ」
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