塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

ミュージアム巡り 家康_波瀾万丈 日々記

2023-07-25 02:46:06 | ミュージアム巡り_2023
 次の書は、安土桃山時代の公卿・勧修寺晴豊の日記「日々記」
(全4冊、自筆原本)で、別称「晴豊公記」。
 晴豊は後陽成天皇の伯父であり、天皇の外戚として朝廷では
枢要な地位にあった。また、織田信長や豊臣秀吉との交渉にも
携わり、日記には当時の政治や社会情勢に関する重要記事が記
されている。
 展示頁には、本能寺の変が記されている。天正10年(1582)
6月2日未明、勧修寺晴豊が就寝中に家来の袖岡越中(景久)が
おこしに来て、“明知”(明智光秀)が信長の滞在する本能寺を急
襲し焼き討ちした、との知らせが入ったことが出ている。

 この急報を知った家康は、滞在していた和泉国堺から南山城、
近江を経て伊賀〜伊勢の山中を抜け、伊勢湾から船を出して岡
崎城に帰還する(帰還ルートは諸説あり)。この時の家康の行動
が世に言う“神君の伊賀越え”。
NAJ(千代田区北の丸公園3-2)
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